カブス、鈴木の2ランもあり一挙5得点で快勝

May 13th, 2025

今季のカブスは、本拠地でのシリーズ初戦に強い。月曜日、メッツとの敵地でのシリーズで負け越しを喫し、嫌な流れになっていた中、帰ってきたリグレー・フィールドでその勝負強さを再度証明した。

「シリーズの初戦に勝つことは非常に大きい」と遊撃手のダンズビー・スワンソンは語る。「特にホームではそれが鍵になっている。ファンの前でプレーするのが大好きだし、良いパフォーマンスを見せられるのは最高だ。」

月曜の夜、カブスはマーリンズとの3連戦初戦を5-2で制し、ホーム6連戦を白星発進。これにより、カブスは今季ホームでのシリーズ初戦の戦績を7勝0敗(開幕戦の東京シリーズを除く)とした。

以下、そんな月曜の勝利を支えた三つの要素を紹介する:

1. コリン・レア、七回途中まで力投

ジャスティン・スティールと今永昇太という先発の柱をケガで欠く中、ベテラン右腕コリン・レアが先発陣を支える存在となっている。

この日、レアは6回2/3を投げ98球。7回途中、デレク・ヒルに2ランを浴びて降板したが、それまでは見事な投球を続けた。降板時にはスタンドからはスタンディングオベーションが送られたものの、本人は「最後の一球が悔しい」と振り返った。

スタットキャストによると、レアはこの登板で7種の球種を投げ分け、とくにストレート、カットボール、カーブを軸に投球。被安打6、奪三振4、与四球2で、防御率は2.48となった。

「先発の柱を失うとローテーションの間隔が短くなりやすい。だからこそ、今日のように先発投手が七回まで投げてくれ、ブルペンを休ませられるのはすごく大きい」と、クレイグ・カウンセル監督も評価した。

2. スワンソンがまたも流れを呼ぶ

数週間前、ニッキー・ロペスが試合前にエナジードリンクを一口分けて以来、スワンソンのバッティングは絶好調。今では試合前の「儀式」となっている。

「ほんの少しの一口だよ」と笑うスワンソン。「でも、それがカギ。冗談抜きでね」

五回、スワンソンはカウント3-1からカイル・クアントリルの速球を左翼スタンドへ叩き込む2ランを放ち、レアに援護点を与えた。その後、アマヤの二塁打、カイル・タッカーの三塁打、鈴木誠也の2ランで一気に5得点を挙げた。

この試合でスワンソンは2安打を記録。直近13試合では打率.422/出塁率.480/長打率.800、5本塁打、9打点と絶好調だ。それ以前の29試合ではOPS .577と低迷していただけに、見違える内容となっている。

もちろんエナジードリンクの効果もあるだろうが、最大の功労者は打撃コーチだと語る。

「常に成長させてくれるし、より良い自分へと導いてくれる。日々の取り組みの成果がでているし、本当に感謝しているよ」とスワンソンは語る。

3. パレンシアとポメランツが盤石の継投

日曜日のメッツ戦ではリリーフ陣が終盤に4失点を喫してシリーズを落としたが、この日は汚名返上となる中継ぎリレーを見せた。

レアの降板後、右腕ダニエル・パレンシアが1回1/3を無失点で締め、ここまで11試合に登板し防御率は1.38に。左腕ドリュー・ポメランツは九回を3人で封じ、2020年8月11日以来のセーブを記録した。移籍後8登板で防御率0.00を維持している。

「パレンシアは今すごく良い状態だ。重要な場面での登板が続いてる中で、確実に成長している」とカウンセル監督。「ドリューはとにかくゾーンに投げ込んでくれるのがいい。ストライクを取れる投手は信頼できる。」と語った。

同地区2位のカージナルスが9連勝と絶好調でゲーム差1と迫る中、なんとか首位をキープするカブス。今日のような攻守の噛み合った試合運びを見せ、その位置を守っていきたいところだ。

<鈴木誠也 打撃成績>

第1打席:サードフライ 第2打席:四球 第3打席:2ラン本塁打 第4打席:三振

打率 .245 OPS .816