アストロズは24日、ダナ・ブラウンGMと双方合意の上で退任することを発表した。
23日(日本時間24日)、アストロズはアスレチックスに6点リードを守れず6―7で逆転負け。本拠地9連戦を3勝6敗で終え、65勝66敗と勝率5割を下回った。ア・リーグ西地区ではレンジャーズと首位で並んでいるものの、投手陣、打線ともに課題が浮き彫りとなった。
ブラウン氏はトレード期限前後の補強でも積極的に動いたが、チームは期限後に7勝11敗。ブルージェイズから外野手ドルトン・バーショを獲得した一方、先発投手と外野手の補強は十分ではなかったとの見方もある。
ブラウン氏は今季が契約最終年。今後はアシスタントGMのチャールズ・クック、ギャビン・ディッキー、コナー・ハフらが業務を引き継ぎ、移行期間はジム・クレイン・オーナーが編成部門を統括する。
ブラウン氏は2022年のワールドシリーズ制覇後に退任したジェームズ・クリック氏の後任として就任。2023年1月からGMを務め、2度の地区優勝に貢献。それ以前はブレーブスでスカウト部門の責任者を務め、2022年のナ・リーグ新人王マイケル・ハリス2世やスペンサー・ストライダーらの獲得に携わった。
アストロズでは、トレードや選手の昇格で手薄になっていたファームの再建も大きな任務だった。2023年にはアレックス・ブレグマン、カイル・タッカーとの長期契約を目指す方針を示したが、ブレグマンは24年シーズン後にFAでレッドソックスへ移籍。タッカーも25年シーズン前にカブスへトレードされた。
また、2023年に5年総額6400万ドル(約94億円)で契約したクリスティアン・ハビエルや、今冬に3年総額5400万ドル(約80億円)で獲得した今井達也ら、補強した投手陣が期待に応えられていないことも、ブラウン氏の編成をめぐる課題となっていた。
クレイン・オーナーは「この4年間、ダナは2度の地区優勝に貢献し、スカウティング、ドラフト、育成でも重要な役割を果たした。これまでの貢献に感謝している」とコメントした。
ブラウン氏も「GMとして最初の機会を与えてくれたジム・クレインに感謝したい。アストロズとファンには温かく迎えてもらった。今後の球団の成功を願っている」と球団を通じてコメントした。
