3安打デビューの有望株からスポットライトを奪った2歳の超新人!?

April 4th, 2026

元メジャーリーガーのアンドリュー・スサックを兄に持つ、ジャイアンツの有望株(全体21位)ダニエル・スサックが、2日(日本時間3日)のメッツ戦で最高のメジャーデビューを飾った。

第1打席でヒット、第2打席でもヒット、第3打席は四球、そして最終打席でもヒットを記録。MLB公式サイトの記録担当者、サラ・ラングス氏によると、キャリア最初の4打席すべてで出塁したジャイアンツの選手は約20年ぶりだという。

七回に3本目のヒットを放つと、チームメートは大興奮。放送席も盛り上がり、オラクルパークに集まった約20人の家族も歓喜に包まれた。

ただ、その中でも特に注目を集めた1人の家族がいた。その瞬間は、その後SNSで何度も拡散されることになった。

2歳のチャック・スサックだ。

チャックの父でありダニエルの兄マット・スサックは、「まさに”魔の二歳児”だった」とその夜の苦労を振り返った。

「寝る時間を3時間も過ぎていたし、おじいちゃんは一日中(アイスの)ディッピンドッツを食べさせていたし、スマホで見せていた『パウ・パトロール』は何度も中断されて、嵐みたいな1日だったね」と笑った。

叔父の活躍を喜んでいたというより、疲れと混乱で興奮していたようだ。

翌日は友人から動画が次々に送られてきた「目まぐるしい一日」だったという。その中の動画の一つで、特に気に入った瞬間があった。

「エラが何事もないかのように歩いてきて、腕の中から優しくチャックを抱き上げるところが一番好きだ。まさに”母”という瞬間だったよ」と語った。

エラは「2歳だから感情の起伏が大きい。でも、昨夜はみんな感情的だったね」と話した。

母に抱き抱えられ、少し落ち着いたチャックは何と言ったのか。

「“あっち!”と言って、フライドポテトを食べたがってた」とエラは笑った。

ダニエル本人も、もちろん家族が“バズった”ことを知っていた。素晴らしいデビューを飾ったが、主役は甥のチャックに奪われた。

「試合後、ダンに“今夜は世界で2番目に有名なスサックになったな”と言ったら、“チャックのことね”と返してきた。その時チャックはジャンプして、(ダンに)ハグしようとしていた。ダンも笑ってたよ」とエラは語った。

チャック本人も、自分の映像を楽しんでいた。

「今朝見せたら、“かわいい”と言って自分で画面にキスしてた」とエラは笑った。

チャックの“伝説の30秒”だけでなく、この夜はスサック家にとって特別なものだった。過去12年で2度目の、貴重な瞬間だった。

「最高の夜だった。兄に続いて弟のデビューを見られるなんて言葉にできないよ」とマットは語った。

マット、エラ、チャックの3人は3日(日本時間4日)の試合には来られないが、週末の試合は観戦予定だという。再びヒットが出るか、あるいは本塁打か。

その時は、世界で最も有名なスサックの反応をSNSで確認する必要がありそうだ。