メッツのデービッド・スターンズ編成本部長が、ブルペンに回った右腕・千賀滉大の適応ぶりを高く評価している。千賀は九回に登板したここ3試合でいずれもセーブを記録。3イニングで5奪三振と、クローザーとして結果を残している。
スターンズはマウンド上での投球だけではなく、先発から救援への役割変更に合わせ、試合前の準備方法まで素早く変えた点も評価する。
「本当によくやってくれている。マウンドに上がったときのパフォーマンスだけではなく、そこに向けてどう準備しているかという部分も含めて、とてもうまく適応している」
先発とリリーフでは、登板に向けた準備の時間も方法も大きく異なる。千賀はこれまでのルーティンを短縮し、短時間で登板に備えられるよう調整。スターンズ氏は、その変化が想定以上の速さで進んでいると説明した。
「先発から救援への移行は、決して簡単なものではない。だが、ルーティンを短くして、非常に早く準備できるようになった。(アンディ・グリーン)監督代行が通常のリリーフ投手と同じように起用できるところまで来た。それが本当に早かった。千賀自身の努力の賜物だ」
メッツは現時点で千賀を正式にクローザーとは位置づけてはいないが、九回を任せる機会が増えることを期待している。
「彼の健康状態や、本人がどう感じているかを見ながら、できるだけいい状況で起用したい。今のところ、千賀はわれわれが求めていることをすべてやってくれている」
グリーン監督代行はシーズン後にフロント復帰へ
メッツは直近12試合で9勝と調子を上げている。6月26日にカルロス・メンドーサ監督に代わってグリーン氏が暫定監督に就任して以降は22勝22敗となっている。
それでも、スターンズ氏によれば、グリーン氏はシーズン終了後、フロントに戻る予定だ。
「彼がフロントに戻ることを想定している」
グリーン氏はもともと選手育成部門のシニア・バイスプレジデントを務めていた。マイナーから昇格してくる選手たちとの関係があり、ベテラン選手についても一定の理解があることが、監督代行としてチームを率いる上でもプラスになっているという。
「彼は本当によくやっている。マイナーから上がってくる選手たちについては、彼らも彼を知っているし、彼も彼らを知っている。ベテラン選手についてもある程度の関係がある。そうしたこともプラスに働いている」
