打線が再び沈黙、タイガースにサヨナラ負けでシリーズはタイに

August 29th, 2026

ドジャース1-2xタイガース】デトロイト/コメリカパーク、8月29日(日本時間8月30日)

九回にテオスカー・ヘルナンデスが左中間へ放った大飛球は、ほかの11球場なら本塁打になっていた。この日も決定打を欠いていたドジャースにとって、勝ち越しの一打になるはずだった。

しかし、打球はウォーニングトラックで捕球され、同点のままドジャースの攻撃は終了した。

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「うまく捉えた。最高の当たりではなかったけれど、たまたま球場で一番深いところへ飛んでしまった。それが今の僕たちの運なんだろう。でも、これも野球の一部だ」とテオスカーは語った。

その裏、ジャック・ドレイヤーがケビン・マクゴニグルにサヨナラ安打を許し、ドジャースはサヨナラ負け。デトロイトでのシリーズは1勝1敗となった。投手陣は全体として安定した内容を見せたが、得点力不足は継続して課題となっている。

実際、ドジャースは直近8試合のうち7試合が1点差で、そのうち4試合で敗れている。

「負担になっているし、波及効果もある。特に投手陣は、1点でも失えば負けると感じてしまう。この打線を考えれば、本来そうあるべきではない」とデーブ・ロバーツ監督は語った。

ドジャースは今季664得点を挙げ、MLB4位につけている。しかし後半戦に入って得点力は大幅に低下し、158得点はガーディアンズと並ぶ19位にとどまっている。

その結果、ドジャースはこの2カ月、失点を防ぐ力に過度に依存する場面が増えており、投手陣は、余裕のない状況で投げることを強いられてきた。

「打線にも調子の波はある。自分の目標は1点も与えず、チームに勝つ可能性を十分に残すことだ」と先発のブレイク・スネルは語った。

スネルは5回を粘り強く投げ、10三振を奪う好投で試合をつくった。唯一苦しんだのは三回。グレイバー・トーレスのエンタイトル二塁打から1点を失った。続くリー・ハオユーへ2球を投じたところで審判と話し、その後、急いで三塁側ダグアウトへ向かった。

スネルは試合後、足の指に巻いていた包帯がずれ、マウンド上で足を滑らせる原因になっていたため、外す必要があったと説明した。

スネルは最少失点で切り抜けたものの、この回によって球数が増えた。負傷者リストから復帰後の4先発で2度目となる2桁奪三振を記録したが、5回で降板した。その後はセス・ハルボーセン、アレックス・ベシア、エドガルド・エンリケスが無失点でつないだ。

しかし、ドジャース打線が投手陣を援護したのは、六回にフレディ・フリーマンが放った適時打による1点だけだった。この回は満塁の走者を残すなど、複数の好機を逃した。得点圏ではフリーマンの一打のみとなる6打数1安打で、試合全体では6残塁だった。

「今日は一度だけ、本当の意味でのチャンスがあった。それ以外では、ほとんど相手を脅かせなかった。こうした状況がしばらく続いている。一つのイニングで複数得点を挙げ、紙一重の1点勝負を避けられるようにならなければならない。努力していることも、強い意志があることも、才能があることも分かっている。それでも、かなり長い間、それらを継続的な結果へ結びつけられていない」と指揮官は心境を語った。

得点にはつなげられてはいないものの、継続的にチャンスをつくれていることはドジャースにとってわずかな救いとなっている。1番から9番まで、誰もが決定打を打てる力はあるが、それを発揮できていない。

「大量得点できるイニングもつくってきたし、塁にも出ている。でも、なぜか今は決定打が出ていない。何を改善できるか振り返り、翌日にまた好機が来たら、それを結果につなげるしかない」とテオスカーは語った。