ピッツバーグで右手にファウルチップを受けてから10日が経ち、ドジャースの捕手ウィル・スミスが13日(日本時間14日)の試合前に、10日間の負傷者リスト(IL)入りとなった。10日(同11日)に遡っての措置となるため、1週間後の20日には復帰可能となる。
「復帰できると判断した時点で登録する。現時点ではこれが最適だと決断した」とデーブ・ロバーツ監督は語った。
代わりにチャッキー・ロビンソンが3Aから昇格し、ベン・ロートベットの控えを務める。新人捕手のダルトン・ラッシングも右すねの打撲でIL入りしている。
スミスは9月3日の試合で右手にファールチップを受け、骨挫傷と診断された。5試合を欠場したのちに9日の試合でスタメンに復帰した。スミスは、X線、CTスキャン、MRI全てで異常が見られなかったため、アクティブロースター(=メジャーの試合に出場できる26人枠)に残っていた。
ロバーツ監督は「もしこれだけ痛みが続くと分かっていたら、最初からIL入りさせていた」とその時の判断を振り返った。
スミスの負傷に対して楽観的だったドジャースだが、復帰2試合目の10日の試合で、試合開始15分前に手が腫れ始めたことで、試合直前で欠場となった。
それでもロバーツ監督は、スミスは途中出場など部分的な出場が可能であるとしていたが、延長までもつれたジャイアンツとの初戦でも、代打などでの起用はなかった。
代わりに正捕手を務めるロートベットは投手陣との連携で高い評価を受けている上、ラッシングも3Aでリハビリ出場を続けており、早ければ来週16日にはメジャーに復帰できると見られている。
それでも、スミスの存在は欠かせない。13日時点で110試合に出場し、打率.296、OPS.901と今季最も安定した打者の一人で、wRC+153は、ドジャースの打者の中では大谷翔平(169)に次ぐ2位である。ナ・リーグ西地区の首位攻防、そしてポストシーズンでの躍進に向け、スミスの復帰は必須条件だ。
