負けたチームが日本と準々決勝で対戦、ドミニカvsベネズエラ無敗対決

1:16 AM UTC

ワールドベースボールクラシック(WBC)プールDは、最後に最高のカードを残していた。ベネズエラ対ドミニカ共和国は、1位通過を懸けた一戦だ。

スター選手が揃う両チームとも、すでにマイアミで行われる準々決勝進出を決めている。2026年大会のプールステージの中でも、最も注目度の高い試合の一つになることは間違いない。

まず懸かっているのはシード順。この試合に勝ってプールDを制したチームは、準々決勝で前回王者の日本との対戦を回避できる。

その上、このカードは前回大会の因縁もある。2023年大会のプール戦ではベネズエラが勝利し、ドミニカ共和国の早期敗退につながる大きな要因となった。

「リベンジとは考えていない。この大会はとても短いトーナメントだからね。前回は負けてしまった。全力は尽くしたけれど成功できなかった。水曜日(11日=日本時間12日)は初球から全力で戦うだけだ。より良いプレーをしたチームが勝つだけだよ」とドミニカ共和国の先発を務めるアルカンタラは語った。

何より最大の見どころは、両チームの豪華な顔ぶれだ。

ドミニカ共和国にはフアン・ソト、ブラジミール・ゲレーロJr.、フリオ・ロドリゲス、マニー・マチャド、フェルナンド・タティスJr.ら。一方のベネズエラにはロナルド・アクーニャJr.、サルバドール・ペレス、ジャクソン・チューリオ、ルイス・アライズらが名を連ねる。

この試合のポイントは以下の通り。

開催日時:11日 米東部時間午後8時(日本時間12日午前9時)

開催地:ローンデポパーク(マイアミ)

視聴方法:FS1で放送。日本ではネットフリックスが全試合を中継している。

チーム成績:ベネズエラとドミニカ共和国はいずれも3勝0敗で直接対決を迎える。

ベネズエラはオランダに6-2、イスラエルに11-3、ニカラグアに4-0で勝利。アライズ(11打数6安打、2本塁打)とアクーニャJr.(10打数4安打、1本塁打)が打線を牽引している。

一方、ドミニカ共和国は3試合すべてで2ケタ得点を記録し、ニカラグアに12-3、オランダに12-1、イスラエルに10-1で勝利している。大会最多となる9本塁打を放っており、ジュニオール・カミネロとオニール・クルーズが2本ずつ。さらにゲレーロJr.、ロドリゲス、ソト、タティス、オースティン・ウェルズも1本ずつ放っている。

予想先発投手:右腕 サンディ・アルカンタラ(ドミニカ共和国)vs 左腕 エドゥアルド・ロドリゲス(ベネズエラ)

試合の意味:この試合の勝者がプールDを制する。両チームとも準々決勝進出は決まっているが、この結果によって次の対戦相手が決まる。

プールDの1位は、13日(日本時間14日)にプールC2位の韓国と対戦。プールDの2位は、14日(日本時間15日)にプールC1位で前回王者の日本と対戦する。

つまり、ドミニカ共和国とベネズエラにとっては勝てば韓国、負ければ日本という対戦相手が決まる試合となる。

対戦歴:この試合で、両国はWBC6大会中、5大会で対戦することになる。

直近では2023年大会の開幕戦でベネズエラがドミニカ共和国に5-1で勝利。アンソニー・サンタンダーとデビッド・ペラルタの活躍が光った。

それ以前の対戦ではドミニカ共和国が4連勝していた。2017年の第2ラウンドでは3-0、2013年のプール戦では9-3で勝利。いずれの試合でもネルソン・クルーズとロビンソン・カノが中心となっていた。

2006年大会では2度対戦しており、プール戦ではデービッド・オルティスとエイドリアン・ベルトレの複数本塁打でドミニカ共和国が11-5で勝利。第2ラウンドでも2-1でドミニカ共和国が勝っている。