フィリーズは来季もドン・マッティングリー(65)が監督を務める。
球団は14日朝(日本時間15日)、4月28日(同29日)から監督代行を務めていたマッティングリー監督と、2028年までの2年契約を結んだと発表した。
先週初めからマッティングリー監督の続投が有力視されていた。前レッドソックス監督のアレックス・コーラ(50)が、2027年に監督を務める意思はないとフィリーズへ伝えていたためだ。
デーブ・ドンブロウスキー編成本部長(70)は4月26日(同27日)、コーラに監督就任を打診した。その2日後にロブ・トムソン前監督(63)を解任し、マッティングリー監督を後任の監督代行に指名した。当時、コーラ氏は就任要請を断っていた。先週、再び候補から外れる意向を示し、マッティングリー監督の続投へ道が開いた。
マッティングリー監督が就任した時点で、フィリーズは9勝19敗。その後はMLB全体4位の勝率でシーズンを終えた。打線は得点で19位、リリーフ防御率21位、守備もスタットキャストのOAA(平均的な野手と比べて守備で増減させたアウト数を示す指標)で21位。それでもチームを立て直した。
戦力を備えながら弱点も抱える選手を率いた実績が、続投につながった。ある関係者は、選手をよく理解し、選手から厚い信頼を得ている点を理由に挙げた。
別の関係者は、労使協定が12月1日(同2日)に期限切れとなる点も重要な要素だったと説明した。労使交渉がまとまらず活動停止となった場合、新たに就任した監督は選手と連絡を取れなくなることも、この時期に2027年の指揮官を決定した理由だ。
