2人の退団が濃厚となった上、ダルビッシュ有が10月29日に右肘の手術を受け、2026シーズンの全休が決まっており、パドレスは先発投手の補強が急務となっている。
「GM会議では、毎年どの球団も先発投手の話をしている。だがキングとシースがFAになり、ダルビッシュも負傷している現状では、今オフ最大の補強ポイントなのは間違いない」と、A.J.プレラーGMは先週ラスベガスで語った。
キングとシースは、ともに前年と比べるとやや低調なシーズンだった。シースは32先発したが防御率4.55。キングはケガでわずか15先発に終わり、防御率3.44と悪くない成績を残したものの、シーズン後半の復帰後は苦戦した。
それでも、2人の右腕はFA市場で最も注目される投手たちだ。2人とも2024年にはナ・リーグのサイ・ヤング賞投票でトップ7に入り、シースは29歳、キングは30歳といずれも全盛期にある。
両者は2024年シーズン前に別々のトレードで加入し、パドレスのローテーションを大きく安定させた。パドレスは再びそのレベルの安定を求めている。
ニック・ピベッタが事実上のエースとして戻り、ジョー・マスグローブもトミー・ジョン手術から復帰する予定。しかし、それ以外は未知数で少なくとも2枠の空きがある。ランディ・バスケスはローテーション後半の1枠に入るとみられる。
その枠をシースやキングが埋める可能性は低そうだ。FA市場で先発投手のコストは高騰しており、パドレスは次のニック・ピベッタ、つまり球団が育ててローテ上位に引き上げられるようなまだ知られていない投手を探す可能性が高い。
キングとシース以外の選手には、12日前の時点でパドレスからQOは提示されなかった。候補としてはロベルト・スアレス(クローザー)、ルイス・アライズ(一塁)が挙がっているが、既に充実したリリーフ投手陣を考えるとスアレスは再契約の可能性が低いとみられている。一方アライズについては、QOを提示しなかったにもかかわらず、「再契約の可能性は残っている」とプレラーGMは語っている。
「ルイスがサンディエゴを気に入っていることは知っている。今後も話し合いを続ける相手だと思っている」と語った。
