ドジャースがポストシーズンで先発を託す「ビッグ4」は全員健康だが、ローテーション後方に離脱者が出た。左腕エリック・ラウアーが、2日(日本時間3日)のカージナルス戦を前に左肘の炎症で15日間の負傷者リスト(IL)入りした。
これに伴い、右肘の炎症で離脱していた救援右腕ブレイク・トライネンが60日間のILから復帰した。右肘に違和感を抱える右腕ウィル・クラインは60日間のILへ移され、レギュラーシーズン中の復帰はなくなった。今後の投球プログラムの進み具合によっては、ポストシーズンで起用できる可能性がある。
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ラウアーのIL入り前の登板は、13-8で敗れた1日(同2日)のカージナルス戦で、3回を投げ自責点7と打ち込まれた。5月にブルージェイズから加入以降は、7勝2敗、防御率4.50と、ローテーション後方を担う先発として堅実な働きだった。左腕の離脱により、現在稼働できるドジャースの先発投手は、ポストシーズンのローテーション候補である山本由伸、タリク・スクーバル、ブレイク・スネル、タイラー・グラスナウの4人だけとなった。
デーブ・ロバーツ監督はすでに、9日間で9試合を戦う今回のホーム連戦中に、スポット先発で投手を昇格させる方針を示していた。その候補として有力な投手が、6日に3Aオクラホマシティで先発する予定の右腕エメット・シーハンだ。通常どおりの日程でローテーションを回すため、ドジャースはもともとその日に先発投手を追加する必要があった。
しかし、ラウアーの離脱により、3Aでの4先発で防御率1.50と好投しているシーハンは、1度と言わず複数の登板機会が回ってくるかもしれない。ドジャースは7日の試合についても、ブルペンデーにするのか、別のスポット先発を立てるのかを決める必要がある。ブルペンデーを選択した場合は、ジャスティン・ロブレスキーが長いイニングを担う可能性がある。
ドジャースではほかにも、佐々木朗希とギャビン・ストーンが負傷者リストに入っている。佐々木はキャッチボールを続けているものの、規定上、今回のホーム連戦が終わるまで復帰できない。ストーンはリハビリ登板の最終段階に近づいているが、今季中にドジャースで登板する可能性は低いとみられる。
佐々木が予定どおり復帰し、シーハンもメジャーのローテーションに残れば、ドジャースは再び先発6人制を敷ける。
球団は当初、大谷翔平がこの時期までには投手復帰すると見ていた。しかし、復帰プログラムが停滞しており、マウンド復帰の可能性がない訳ではないが、ブルペン投球を再開するまでは具体的な時期は見通せない。少なくとも、現在の差し迫った先発不足を補えるほど早く投手復帰することはできない。
長期的に見れば、最優先事項であるポストシーズンへ向けて、ドジャースの先発陣は依然として十分な陣容が整っている。しかし当面は、レギュラーシーズン最後の1カ月を乗り切るため、さまざまなやりくりが必要になる。
