パドレスはイーサン・サラス(20)と契約した当初から、将来の正捕手として期待してきた。
その未来が1日(日本時間2日)、シンシナティで始まる。
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パドレス傘下で球団1位、MLBパイプライン全体23位の有望株に評価されるサラスは、メジャーのベンチ入り選手枠が26人から28人に増える1日(日本時間2日)に昇格する。関係者がMLB.comに明かした。捕手として出場すれば、1991年のイバン・ロドリゲス以来、メジャー最年少でマスクをかぶる選手となる。
A.J.プレラーGMは近年、積極的なトレードを繰り返す中でも、サラスを放出せずに残してきた。今年のトレード期限直前には3Aエルパソへ昇格。その後1カ月は打率.326、OPS.949を記録している。
サラスは、マイナーでも守備力の評価が特に高い捕手の1人だ。ただ、パドレスが捕手としてどこまで起用するかは不透明。ルイス・カンプサーノ(27)とフレディ・ファーミン(31)の捕手2人は後半戦で概ね安定しており、クレイグ・スタメン監督(42)は今後も2人を中心に起用する可能性が高い。
現状では、サラスには捕手よりも左打者のベンチ要員として大きな役割が期待される。ルイス・レンヒーフォ(29)とギャビン・シーツ(30)が負傷者リスト入った。31日(同9月1日)には、レンヒーフォが右膝前十字靱帯断裂で今季残りを欠場すると球団が発表した。
サラスは左の代打として使えるほか、DHではオースティン・ヘイズ(31)と左右で使い分ける選択肢もある。サラスが加われば捕手起用にも余裕が生まれ、必要に応じてカンプサーノやフェルミンを代打で起用できる。左投手が先発する試合ではカンプサーノをDHで使い、サラスを控え捕手として待機させることも可能になる。
2023年の国際アマチュアFAでトップ評価を受けたサラスだが、メジャー昇格までの道のりは決して順調ではなかった。パドレスは早い段階から昇格を重ねさせたが、マイナー上位クラスでは最年少選手の1人として苦戦も経験した。
2025年は背中の疲労反応でほぼシーズンを棒に振り、有望株ランキングも大きく下降した。しかし今季は一転して好成績を残し、再び評価を上げている。数字だけでなく、打つ球の選択や打球の質も優れており、復調を裏付ける内容となっている。
パドレスも高く評価している。サラスより若い選手をメジャーで起用した前例は、2019年のフェルナンド・タティスJr.(当時20歳)までさかのぼる。球団は以前から、サラスを将来の中心選手とみなしてきた。
そして1日(日本時間2日)、地区優勝を争う重要な時期にサラスをメジャーへ迎える。
