メッツ移籍のペラルタ、新天地NYでの戦いに「準備は万端」

January 27th, 2026

オフのトレードを予想していたフレディ・ペラルタは、行き先がメッツだったことを喜び、その理由を入団会見を兼ねたオンライン取材でこう語った。

「マーケットも街も、これまでとはまったく違うと思う。ファンの数も多く、注目度も段違いで、正直に言えば、ここで直面する競争を楽しみに感じている。長い間、大市場のチームがどんな存在なのかを外から見てきたけれど、そこに身を置けることが本当に楽しみ」

メジャーでのキャリアは、ミルウォーキーという小規模市場で積み重ねてきた。

しかし、ニューヨークの舞台をまったく知らないわけではない。

昨年の開幕戦、ヤンキースタジアムで4万6208人の観客を前に、冷たい風が吹く中でマウンドに立った際の「空気感」や「ファンの熱量」は、今も強く印象に残っているという。

ペラルタは、その感覚が、これからの日常になると予想する。これまでポストシーズンの登板で感じてきた緊張感や集中力の高まりを、今後は日常的に味わうことになる。そんな覚悟と期待が、その言葉の端々ににじむ。

「準備はできている。この場所にいられること、そしてニューヨークメッツの一員になれたことをとても誇りに思っている」とペラルタは話す。

オフシーズン中、ペラルタは元メッツ、元ヤンキース投手のルイス・セベリーノと日々トレーニングを行いながら、新天地ニューヨークでの生活についてアドバイスを受けてきた。

「もちろん、ニューヨークの話はよくしているよ。他の街では経験できないことがたくさんあって、すごくいい時間を過ごせるはずだと言われたんだ。もう待ちきれないし、本当にワクワクしている」

セベリーノに加え、ペラルタはすでに元ブルワーズのチームメート、タイロン・テイラーとも連絡を取り合っているほか、フランシスコ・リンドーア、フアン・ソト、ショーン・マナイア、フランシスコ・アルバレスともすでに会話を交わした。もともと社交的な性格のペラルタにとって、こうした交流は新しい環境への順応を後押ししてくれそうだ。

また、重要な試合を数多く経験してきた点も心強い。大舞台に慣れていることが、新天地ニューヨークへの適応をよりスムーズにしてくれるだろう。

トレードは選手にとって簡単なものではないが、ペラルタ自身はメッツへの移行が特別難しいものになるとは考えていない。

「僕はもともとニューヨークメッツのファンだったし、ソトや(ボー・)ビシェットのようなスーパースターたちと一緒にプレーできることが本当にうれしい。彼らと同じチームで過ごせるのは素晴らしいことだし、とてもいい環境になると思う」とペラルタは語った。

さらに、ラテン系選手が多いニューヨークでプレーできる点も、ペラルタは大きな魅力を感じている。

「ニューヨークにはラテン系の選手がたくさんいる。彼らは僕たちを成長させてくれる存在で、毎日『もっと良くなれ』と刺激を与えてくれる。彼らは勝利を求めているからね。そして、それこそが僕たちに必要なこと。ワールドシリーズに行くためには、勝たなければならない」

その目標が達成されるなら、ペラルタは重要な役割を担う存在になるだろう。先発ローテーションは、ノーラン・マクリーン、クレイ・ホームズ、マナイア、そして千賀滉大らが名を連ねる見込みだが、その中心を支える一人になるはずだ。

一方で、その先の将来はまだ不透明だ。ペラルタは今季限りの契約で、延長契約を結ばなければ11月にフリーエージェントとなる。

編成本部長デービッド・スターンズと同様、ペラルタ自身も現時点では延長について明言を避けた。

「まだ来たばかりだから。しばらく様子を見て、チームメートと時間を過ごし、いろいろな考えを共有しながら、コーチや球団全体について理解を深めたい。その先で、また考えればいいかなと思っているよ」と笑った。