ペラルタ、古巣メッツを相手に6回1失点 「別人」のような投球披露

September 2nd, 2026

メッツ6-2レイズ】セントピーターズバーグ/トロピカーナフィールド 9月1日(日本時間2日)

「1カ月前とは自分が違う、と感じている」

そう話していたペラルタが、その言葉をマウンドで証明した。

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今季途中にメッツからレイズへ移籍し、新天地で再スタートを切った右腕は、古巣メッツ戦で6回1失点、7奪三振、無四球でレイズの勝利に貢献した。ア・リーグ首位を走るレイズは、これで83勝55敗となった。

「自信を取り戻した。投手にとって、自分の球をもう一度信じられるようになったことが一番大きいと思う」と、ペラルタは試合後に話した。

ヤンディ・ディアスも「ここ2試合は、ずっと本来の投手に戻ったように見える。彼のことをとても信頼している。今の投球を続けられれば、残りのシーズンもきっと良いものになる」と評価した。

古巣メッツとの対戦について、ペラルタは「ちょっと思うところはあった」と認めた。メッツはトレード期限に3人の有望株との交換でペラルタをレイズへ放出していた。

ただ、それが特別なモチベーションになったわけではなかった。

「今は本当にうれしい。でも、これはビジネスだから、それとは関係ない。「きょうはどの試合とも同じように楽しんだ。チームが勝てたことがうれしい」と振り返った。

ペラルタはレイズ移籍後、2試合連続で勝利。前回登板ではタイガースを相手に6回無失点と好投しており、今回もメッツ打線を相手に安定した投球を続けた。

74球のうち半分をフォーシーム、あとはチェンジアップとカーブやスイーパーも織り交ぜ、的を絞らせなかった。

特に威力を発揮したのが、愛称「ファストボール・フレディ」を象徴する4シームだ。この日の平均球速は95.2マイル(約153キロ)で、今季平均を約1マイル上回った。最速は97.5マイル(約157キロ)を計測した。

「フォーシームは自分の武器。うまく決まると、スーパーヒーローになったような気分になる。本当に最高だ」とペラルタ。

キャッシュ監督も「素晴らしい投球だった。感情をうまくコントロールし、初回以降はフォームとストライクを取る感覚がかみ合っていた」と称賛した。

この日のペラルタは、今季開幕からメッツで5勝9敗、防御率4.99に終わっていた頃とは別人のようだった。レイズ移籍後は、ブルワーズ時代に好成績を残した投球フォームの「伸び」を取り戻す取り組みを続けている。

修正が実を結び、ここ数試合で結果も出ている。2試合連続で無四球と、25試合連続で続いていた「1試合1四球以上」の記録も途切れた。

キャッシュ監督は「今は自信を持って投げている。良い結果が、さらに自信を深めているのだろう。初回を乗り越えてからはストライクゾーンを積極的に攻め、レイズに来てから最高のフォーシームを投げていた」と評価した。

古巣メッツとの再会は、最悪の立ち上がりとなった。リンドーアにカウント2−3から甘く入ったカーブを、右翼席へ先頭打者本塁打に運ばれた。さらに1死からボー・ビシェット、カーソン・ベンジに連打を浴び、初回だけで25球を要した。

それでもペラルタは「最初から球の感覚は良かった」と振り返る。その言葉通り、二回以降は安定した投球を披露。各イニングの球数は13、8、13、7、8球と、わずかな球数でメッツ打線を抑え込んだ。

リンドーアも「試合が進むにつれて、どんどん良くなった。フレディは打ち崩すのが難しい、本当に素晴らしい投手だ」と称えた。