英国代表、バッキンガム宮殿仕込みの本塁打セレブレーション

March 6th, 2026

メキシコ 8-2 英国】米国ヒューストン/ダイキンパーク、3月6日(日本時間7日)

ヒューストンのダイキンパークに、ロンドンのバッキンガム宮殿のような英国らしい雰囲気が漂った。

ワールドベースボールクラシック(WBC)プールB初戦、英国とメキシコが対戦。試合はメキシコが8―2で勝利したが、両チームが見せたユニークな本塁打セレブレーションが観客を大いに沸かせた。

まず球場を盛り上げたのはメキシコだった。

二回、ナチョ・アルバレスJr.が本塁打を放つと、ベンチではルチャ・リブレ(メキシコのプロレス)のマスクをかぶって祝福。メキシコらしい陽気なパフォーマンスでチームのムードを一気に高めた。

しかし、英国も負けてはいない。

六回、ハリー・フォードが一発を放つと、ベンチでは近衛兵の制服を模した“フル装備”のセレブレーションが登場。黒い熊毛帽子(ベアスキン帽)まで用意された英国らしい演出で球場の視線を一身に集めた。

本物のバッキンガム宮殿で行われる衛兵交代式は、厳かな伝統行事として知られ、見学に1時間ほどかかるほど。しかし、この日の“球場版・衛兵交代式”はほんの一瞬。だが、その短い時間でも、WBCならではの遊び心と国ごとの個性を十分に感じさせるパフォーマンスだった。