【ベネズエラ11-3イスラエル】マイアミ/ローンデポパーク、3月7日(日本時間8日)
ルイス・アライズが初戦で2打点を挙げたあと、ウィルソン・コントレラスはチームメイトの素晴らしさを世界に知ってもらいたいと思った。
「アライズは素晴らしい選手だ」とコントレラス。通算打率.317を誇る一方、通算本塁打はわずか36本というアライズについて「彼は間違った時代に生まれてきてしまったと言えるかもしれないが、素晴らしい打者であることは間違いない。それだけは言っておきたいんだ」と語った。
2026年ワールドベースボールクラシック
3度の首位打者に輝いたアライズは、MLBで活躍する同世代の選手たちほどのパワーはないかもしれない。しかし、7日(同8日)に行われたイスラエル戦では2本のアーチを放つ活躍を見せ、ベネズエラを11-3の大勝に導いた。
アライズは二塁打2本と本塁打2本を放ち、5打数4安打5打点、4得点の大活躍。プールD突破を目指すベネズエラは2連勝となった。アライズにとって、ワールドベースボールクラシックでマルチ本塁打を記録するのは2度目。複数回のマルチ本塁打達成は大会史上初の快挙となった。
ちなみに、アライズはメジャー通算840試合に出場して、マルチ本塁打は1度だけ。ワールドベースボールクラシックの2度はそれを上回っている。また、合計3度のマルチ本塁打はいずれもローンデポパークで達成されている。
今大会のアライズは好スタートを切っており、ここまで2試合に出場して8打数5安打、2二塁打、2本塁打、7打点、5得点の大活躍だ。
ベネズエラの次戦は9日(同10日)、ニカラグアと対戦する。一方、黒星スタートとなったイスラエルは8日(同9日)、ニカラグアと対戦して今大会の初勝利を目指す。
ベネズエラのファンは試合序盤から歓声を上げた。初回にアライズのタイムリー二塁打でロナルド・アクーニャJr.が生還し、1点を先制。サルバドール・ペレスがタイムリーで続き、エウヘニオ・スアレスは自軍のブルペンに着弾する2ラン本塁打を放ち、4-0とリードを広げた。
イスラエルにとって、長い夜になると思われたが、コールドゲームになる可能性も残されていた。スアレスに一発を浴びた先発のベン・サイモンはわずか1死しか取れずにノックアウト。しかし、2番手のチャーリー・バイレンソンと3番手のジョーダン・ジーバーが四回まで無失点に抑え、試合を落ち着かせた。
反撃したいイスラエルにとって、大きな問題となったのは、ベネズエラ先発のエンマニュエル・デヘススの好投だ。デヘススはイスラエル打線を圧倒し、五回2死まで打者14人をパーフェクトに封じた。
五回2死からギャレット・スタッブスが三塁打を放ち、イスラエルはようやく最初のランナーが出塁。マット・マービスのタイムリー内野安打で1点を返した。デヘススはこのイニングを投げ切り、5回2安打1失点、8三振という素晴らしいピッチングでブルペンにバトンを託した。
ベネズエラ打線はデヘススの好投に応え、アライズのソロ本塁打で再び4点リードに。イスラエルは六回にRJ・シュレックがソロ本塁打を放ち、3点差に詰め寄ったが、これ以上点差を詰めることはなかった。
六回にベネズエラ打線が爆発し、5点を追加して10-2と大量リード。アライズは左腕のロブ・カミンスキーから3ラン本塁打を放った。アライズはワールドベースボールクラシック通算4本塁打となり、ベネズエラ代表ではミゲル・カブレラ(6本)に次ぐ数字となっている。
ベネズエラはその後、八回にウィルヤー・アブレイユのタイムリーで1点を追加。九回にハリソン・ベイダーのソロ本塁打で1点を返されたが、11-3で大勝した。
