ブルワーズの若手ジャクソン・チューリオ、左手骨折で開幕直前にIL入り

March 26th, 2026

ブルワーズは開幕戦の3月26日(日本時間27日)、外野手のジャクソン・チューリオを左手骨折で10日間の負傷者リスト(IL)に登録したと発表した。少なくとも開幕から2〜4週間は戦列を離れる見込みだ。

チューリオは3月4日にベネズエラ代表のエキシビションゲームで死球を受けた。当初のX線検査では異常は確認されず、ワールドベースボールクラシック序盤の2試合を欠場したものの、その後はプレーを続けていた。今週、ミルウォーキーでのレッズとのオープン戦2試合にも出場していた。

しかし、その試合中のハーフスイングで再び違和感を覚え、MRI検査を受けた結果、中指の付け根に小さな疲労骨折が判明した。

「もちろんつらい。みんなと一緒にプレーしたいからね。でもここで、いつも通りチームを支えていくつもりだ。シーズンは長いから」と通訳を介して話した。

今回のIL入りは前日25日にさかのぼって適用され、復帰は最短でも4月4日のロイヤルズ戦になる。これに伴い、スイッチヒッターのブレイク・パーキンスが昇格し、開幕ロースター入り。代わってジェイク・バウアーズが左翼で先発出場する見込みだ。

チューリオは、伸び盛りの22歳で、2023年12月には、メジャー経験ゼロの選手としては異例となる8年総額8200万ドル(約129億5600万円)の契約を結び、大きな注目を集めた。

ルーキーイヤーの2024年には、史上最年少で「20本塁打・20盗塁」を達成。さらに2025年には、複数回の20-20シーズンを記録した最年少選手となるなど、着実に実績を積み上げている。

球団は4月中の復帰を期待している。

「ごく軽い骨折だが、彼がチームにとってどれだけ大きな存在かを考えると、慎重に進める必要がある。われわれにとっても痛いし、本人にとってもつらいはずだ。人柄も素晴らしく、クラブハウスでも大きな存在だからね」と球団編成本部長のマット・アーノルド氏は語った。

この決定はクラブハウスにも驚きをもって受け止められた。一方、ナッシュビルで調整していたブレイク・パーキンスは、ブランドン・ウッドラフを相手にシミュレーション打撃の準備中だった。そこへマイナーのスイート監督の「誰の代役かは知らされず」ミルウォーキー行きを告げられた。

パーキンスは25日の午後9時の便で現地入りし、慌ただしく開幕戦を迎える。

「常に準備して、チャンスをつかむだけです。この世界はいつも流動的だからね」とパーキンスは語った。