ブルワーズのスター選手、ジャクソン・チューリオが左手の打撲により、ワールドベースボールクラシック(WBC)のオランダとの初戦スタメンから外れた。球団関係者によると、長期的な離脱につながる心配は「まったくない」とのこと。
チューリオは、ナショナルズとのエキシビションゲームで第3打席で左手へ死球を受け、軟部組織の打撲と診断された。翌日には状態が改善し、本人は初戦の出場を強く望んでいたが、チームは大事を取って先発起用を見送った。
2026年ワールドベースボールクラシック
ベネズエラ代表のオマー・ロペス監督は「プロテクションを着けていたが、100マイルの真っすぐだった」と説明し、「検査の結果も問題はない。ただ腫れがあるので休ませる必要がある」と語った。
ロペス監督によると、チューリオはこの試合で代走や守備固めとしての出場は可能だが、「もう1日様子を見る予定。指に少し腫れがあり、違和感があるが、すぐに戻ってくるはずだ」と話した。
ブルワーズの医療スタッフも6日早朝(日本時間7日)にベネズエラ代表側と連絡を取り、状態を見ながら判断するとの報告を受けている。マイアミにはベネズエラのスタッフとしてコーチのネストル・コレドールも帯同しており、チームメートの捕手ウィリアム・コントレラス、リリーフ右腕アンヘル・セルパも代表メンバーに名を連ねている。
ブルワーズのパット・マーフィー監督は、こうした連絡網のおかげで状況は「しっかり把握できている」と説明し、「彼にとって祖国はとても大切だし、同じ国のチームメートも特別な存在だ。まだ若いし、こうした経験ができるのはいいことだと思う」と語った。
メジャー3年目のチューリオは、2024年にはロビン・ヨーント以来50年ぶりの球団最年少の開幕スタメン入りを果たすと、2025年には21本塁打、21盗塁を記録。複数回の“20本塁打・20盗塁”を達成した史上最年少選手となった。
昨季ポストシーズンでは右ハムストリングを痛めていたが、今キャンプには万全の状態で合流。関係者によれば、現在は今回の左手の打撲以外に身体的な問題はないという。

