ジョーンズ、7回1安打無失点の快投 パイレーツが敵地3連戦スイープで5割超え

September 11th, 2026

【パイレーツ2−0ホワイトソックス】シカゴ/レートフィールド 9月10日(日本時間11日)

パイレーツにとって、これ以上ないタイミングで頼れる右腕が躍動した。先発陣からまた1人、負傷者リスト(IL)入りすることが決まった数時間後、マウンドに上がったジャレッド・ジョーンズが圧巻の投球を披露。七回までホワイトソックス打線をわずか1安打に抑え、チームを2―0の勝利に導いた。

10日(日本時間11日)、パイレーツは敵地でホワイトソックスを破り、3連戦を全勝。敵地でのシリーズ・スイープは2025年7月以来となった。

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七回にはノーヒットノーランの可能性も残されていた。パイレーツのノーヒットノーランは1997年が最後。ジョーンズの球数は79球に達していたため、一人での達成は難しい状況だったが、継投による快挙なら十分に狙える展開だった。七回先頭の村上宗隆が右翼前に落ちそうな打球を放ったが、右翼手ジェイク・マングムが猛然と前進してダイビングキャッチ。ノーヒットノーランの流れをつないだ。

しかし、3人後のモンゴメリーが1ボール1ストライクから99マイルの速球を捉えた。打球は右翼フェンス上部を直撃する二塁打となり、ノーヒットノーランの可能性はここで途切れた。

それでもジョーンズは最後の打者をライナーに仕留め、七回を投げ切った。降板すると、ドン・ケリー監督と抱き合い、充実感をにじませた。

2025年に右肘のインターナル・ブレース手術を受けたジョーンズにとって、今季は浮き沈みの多いシーズンだった。18先発で防御率4.10。6回完全投球という圧巻の登板がある一方、3回8失点と崩れる試合もあった。

だが、この夜は違った。初回、二回と99マイルの速球を次々と投げ込み、わずか20球でホワイトソックス打線を寄せ付けなかった。

打線ではオニール・クルーズが存在感を発揮した。

四回、カウント1−1からフェディのチェンジアップを捉えると、打球は右翼スタンドへ。Statcastの推定飛距離は433フィート(約132メートル)、打球速度は117.4マイル(約189キロ)を記録する豪快な一発だった。さらに八回にはこの日3本目の安打となるタイムリーも放ち、リードを2―0に広げた。

最後はパイレーツの救援陣が6つのアウトを無失点で締め、敵地3連戦を完勝。ジョーンズの快投とクルーズの一発で、パイレーツは7月29日以来となる勝率5割超えを果たした。