新加入ソロカがIL入り、終盤戦の投手起用は

リスク承知で獲得も現状は裏目に

August 5th, 2025

トレード・デッドラインに2名の有望株との交換でマイケル・ソロカを獲得したカブス。しかし、8月4日(日本時間5日)のカブスでのデビュー登板で右肩の張りを訴え、わずか2イニングで負傷交代。15日間の負傷者リスト(IL)入りとなった。

28歳の右腕が、球速低下などのリスクを抱えていたことはジェッド・ホイヤー編成本部長も理解していた。トレードを確定させる前には、所属先のナショナルズにも連絡をとり、状況を確認した上で獲得の判断を下した。

「マイクには本当に大きな可能性があるし、さらに成長させる様々なプランもあった。球速が落ちてきていることは知っていたし、もちろんそれについて十分に議論した。その上で、市場の状況や相手の提示した条件などを考慮して、賭けてみる価値があると判断した」とホイヤー本部長は語った。

6月から7月にかけて、約4キロほど平均球速が低下。その原因を探るべく、7月29日のナショナルズでの最終登板の前にはMRI検査も受けたが特に異常は見られず、予定通り登板した。この日の平均球速は、7月の平均よりさらに2キロほど低下した146キロだった。

「トレードや補強には必ずリスクが伴う。今回のトレードは、ここまでは確かにうまくいっていないが、それはマシュー・ボイドを獲得した時と変わらない。補強とはそういうもので、リスクは常にある」とクレイグ・カウンセル監督も語る。

ボイドは対照的に、オフシーズンにトミー・ジョン手術から復帰したばかりだったが、今季はここまで2019年以来最多となる130回2/3を投げ、防御率2.34を記録。ナ・リーグのオールスターにも選出された。

ソロカに代わってベン・ブラウンがローテーションに復帰する予定。ソロカが負傷した試合でも、降板後の三回から継投し、4回1失点と好投した。また、8月7日と11日に試合がないことも、ローテーションの調整を図るカブスにとっては大きな助けとなる。その後は、ブルワーズとのダブルヘッダーを含む13日で14連戦というタフなスケジュールが待っている。

「少し日程に余裕があるので、もう少し近づいてから(先発投手の登板日を)決めたい」とカウンセル監督は語った。

また、ジェイムソン・タイオンハビアー・アサッドが離脱しており、それぞれ3Aアイオワでリハビリ登板中だ。アサッドは6日に、タイヨンは8日に次回登板が予定されており、その登板後にそれぞれ復帰する可能性もあるが、現状はどちらも急がない方針だという。

「2人が万全の状態で戻れるようにするし、それを変えるつもりは全くない。幸運を祈るしかないが、2人ともリハビリの終盤で、復帰が近いのは良いことだ」とホイヤーは語った。

一方、ソロカに関しては復帰の目処が立っていない。

「まだ詳しい報告は受けていないが、非常に残念だ。十分にリスクを考慮して、調査もした。しかし、それでうまくいかない時は、私の責任だ」とホイヤーは語った。