【ガーディアンズ9-3ホワイトソックス】シカゴ/レートフィールド 10月7日(日本時間8日)
ジョー・アデルが、これ以上ないタイミングで、待望のポストシーズン初の大仕事をやってのけた。
2連敗で、ホワイトソックスに王手をかけられていた地区シリーズ第3戦。アデルは三回、走者一掃の三塁打を放ち、チームに先制のリードをもたらした。ガーディアンズは快勝し、シリーズを1勝2敗で第4戦に臨む。
三回2死一、二塁。アデルはホワイトソックス左腕ハーゲン・スミスの2-1からのフォーシームを強振すると、打球は右翼線へ。ALCS進出にあと1勝と迫り、熱気に包まれていた敵地の大観衆を静まり返らせた。
アデルはスライディングで3塁に到達すると、すぐに立ち上がって力強くガッツポーズ。故郷のオハイオ北東部で見守るファンも、同じように拳を突き上げたことだろう。
今年がアデルにとって初めてのポストシーズンだ。エンゼルス時代のキャリア6年半は、自宅のテレビからポストシーズンを見守る側だった。8月のトレード期限前にガーディアンズへ移籍すると、わずか3試合で球団史に名を刻んだ。
この三塁打は、ガーディアンズのポストシーズン史上4本目となる「同点または勝ち越しの三塁打」。過去にはオマー・ビスケルが1999年ALDS第2戦と1995年ワールドシリーズ第3戦で記録し、ビック・ワーツも1954年ワールドシリーズ第1戦で放っている。
さらにアデルは、1シリーズで複数の三塁打を記録したガーディアンズ史上2人目の選手になった。これまで達成したのは1995年ALCSのケニー・ロフトンのみ。ロフトンはガーディアンズで出場したポストシーズン50試合で、三塁打は2本。アデルは第2戦でも、タイムリー3塁打を放っており、わずか3試合で、すでに2本を記録している。
