2026年ポストシーズンの出場チームが、徐々に出そろい始めている。
最終的には全30球団から、ア・リーグ、ナ・リーグそれぞれの地区優勝3チームとワイルドカード3チームずつの計12球団に絞られる。各リーグの地区優勝チームのうち、勝率上位2チームは第1ラウンド免除となる。残る8チームは、9月29日(日本時間30日)に開幕する3試合制、2戦先勝のワイルドカードシリーズを戦う。
9/22時点で、6チームがポストシーズン進出を決めている。
プレーオフ進出を決めたチームは?
- タンパベイ・レイズ/ア・リーグ(9月11日に進出決定)
- ミルウォーキー・ブルワーズ/ナ・リーグ(9月11日に進出決定、9月15日に中地区優勝)
- ロサンゼルス・ドジャース/ナ・リーグ(9月14日に進出決定、9月17日に西地区優勝)
- ニューヨーク・ヤンキース/ア・リーグ(9月14日に進出決定)
- アトランタ・ブレーブス/ナ・リーグ(9月18日に進出決定、9月20日に東地区優勝)
- ボストン・レッドソックス/ア・リーグ(9月20日に進出決定)
2026年MLBポストシーズン出場チームを、進出決定日時の新しい順に紹介する。
(進出決定チームが増えるごとに本記事を更新)
*6. ボストン・レッドソックス**進出決定日:9月20日* 関連記事出場枠/シード:ア・リーグのワイルドカード、シードは未定
注目選手
一塁手ウィルソン・コントレラス、先発投手ソニー・グレイ、先発投手ペイトン・トール
ポストシーズンへの道のり
開幕から2勝8敗と出遅れ、序盤は苦戦。4月下旬にはアレックス・コーラ監督とコーチ5人を解任した。体制変更が実を結ぶまでには時間がかかったが、7月には球団記録に並ぶ15連勝で勝率5割を上回ると、そこから一気に勢いに乗った。後半戦はア・リーグで2番目の成績となる38勝24敗を記録し、ポストシーズン圏内へ浮上。ア・リーグのワイルドカード2番手を確保する見込みで、その場合は敵地でワイルドカードシリーズを戦う。
**ポストシーズンの戦績
**2025年はヤンキースとのワイルドカードシリーズで、第3戦までもつれた末に惜しくも敗退した。今年も同じラウンドで再び対戦する可能性が高い。昨年の出場は、2021年にア・リーグ優勝決定シリーズへ進んで以来だったが、今世紀は2004年、2007年、2013年、2018年と、4度のワールドシリーズ制覇を誇る。
*5. アトランタ・ブレーブス**進出決定日:9月18日
出場枠/シード:9月20日にナ・リーグ東地区優勝、シードは未定*
注目選手:先発投手クリス・セール、外野手ロナルド・アクーニャJr.、一塁手マット・オルソン
**ポストシーズンへの道のり
**シーズンを通して、ナ・リーグ東地区の首位を走り続けた。4月8日に首位へ浮上すると、その座を一度も譲らず、9月20日にヒューストンでアストロズをスイープして地区優勝を決めた。45勝21敗と圧倒的なペースで勝ち星を重ねた後からは勢いが落ちる時期もあった。特にアクーニャが複数回にわたって負傷者リスト入りした間は苦しんだが、それでも地区制覇を果たすだけの戦いを続けた。
**ポストシーズンの戦績
**過去9シーズンで8度目のポストシーズン出場となる。昨年は76勝86敗と低迷したが、1年でプレーオフへ戻ってきた。ただし、2021年のワールドシリーズ制覇後は、ポストシーズンで3シリーズ連続敗退。2022年と2023年はナ・リーグ地区シリーズでフィリーズに、2024年はワイルドカードシリーズでパドレスに敗れている。
*4. ニューヨーク・ヤンキース**進出決定日:9月14日* 関連記事 出場枠/シード:未定
注目選手
先発投手キャム・シュリトラー、DH/一塁手ベン・ライス、右翼手アーロン・ジャッジ
ポストシーズンへの道のり
決して平坦な道のりではなかった。ジャッジは6〜8月の全期間を負傷者リストで過ごし、9月8日にようやく復帰。他にも多数の主力をケガで欠いた。それでもジャッジ不在の中で踏みとどまった。地区優勝争いではレイズを追う展開が続き、6月下旬から7月上旬には7連敗を含む4勝14敗の不振に陥ったが、それも乗り越えた。
ポストシーズンの戦績
ポストシーズンの代名詞ともいえる存在だ。1995〜2026年の32シーズンで、プレーオフを逃したのはわずか5度。しかし、その期間の最初の15年間でワールドシリーズを5度制した後は、2009年以来となる通算28度目の世界一を今も追い求めている。
*3. ロサンゼルス・ドジャース**進出決定日:9月14日* 関連記事出場枠/シード:9月17日にナ・リーグ西地区優勝、シードは未定
ポストシーズンへの道のり
ワールドシリーズ2連覇中の王者は、ナ・リーグ西地区を圧倒し、3連覇へ本格的に挑むと広く予想されていた。後半の目標についてはまだ分からないが、最初の目標は達成した。シーズンのほぼ全期間を首位で過ごし、5月19日以降は一度もその座を譲らなかった。例年どおり負傷者に悩まされながらも、後半戦は余裕を持って首位を走り続けた。
ポストシーズンの戦績
ドジャースのいないポストシーズンがどのようなものだったか、思い出すのも難しい。これで14シーズン連続出場となり、1991〜2005年のブレーブスが持つ歴代最長記録に並んだ。その間はナ・リーグ西地区を13度制覇。9度のワールドシリーズ優勝のうち、3度は2020年以降に達成している。
*2. ミルウォーキー・ブルワーズ**進出決定日:9月11日* 関連記事出場枠/シード:9月15日にナ・リーグ中地区優勝、シードは未定
注目選手
先発投手ジェイコブ・ミジオロウスキー、二塁手ブライス・トゥラング、左翼手ジャクソン・チョーリオ
**ポストシーズンへの道のり
**今年もおなじみの展開だった。開幕前には、地区優勝を争えないのではないかという声もあった。ブルワーズは、グラウンドの上で答えを出した。
ポストシーズンの戦績
球団史に例のない成功期が続いている。1969年にシアトル・パイロッツとして1シーズンを過ごしてから2017年まで、プレーオフ出場はわずか4度。しかし、それ以降は9シーズンで8度出場し、地区優勝も7度達成している。しかし、ワールドシリーズ出場は依然として1982年の一度だけ。当時はア・リーグ所属で、カージナルスに敗れた。球団史上2度目の舞台を目指す。
*1. タンパベイ・レイズ**進出決定日:9月11日* 関連記事出場枠/シード:未定
注目選手
三塁手ジュニオール・カミネロ、先発投手ドリュー・ラスムセン、DHヤンディ・ディアス
ポストシーズンへの道のり
過去2シーズンはいずれも勝率5割を下回り、ア・リーグ東地区4位に終わっていたため、今季も大きな期待は寄せられていなかった。3月時点のFanGraphsのポストシーズン予測では、強豪ぞろいの地区で最下位とされていた。しかし4月下旬から猛烈な勢いに乗り、4月22日~5月22日は22勝4敗。そのまま快進撃を続けた。6月28日にア・リーグ東地区の単独首位に立ってから、現在までその座を譲っていない。
**ポストシーズンの戦績
**ア・リーグに加わってから11シーズン目の2008年に初めてプレーオフへ進出。その年から数えると、19シーズンで9度目の出場となる。2008年と2020年にはワールドシリーズへ進んだが、それぞれフィリーズとドジャースに敗れた。