レイズ、強豪相手に快進撃 試練の終盤戦も首位快走

September 13th, 2026

レイズ14−4アストロズ】ヒューストン/ダイキンパーク 9月13日(日本時間14日)

強豪チームとの厳しい戦いが続くシーズン終盤の3週間は、レイズにとって正念場になるはずだった。その予想をよそに、レイズはむしろ勢いを増している。

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敵地でナ・リーグ東地区首位のブレーブスに勝ち越すと、本拠地に戻ってポストシーズン進出を決定。さらにア・リーグ西地区首位のアストロズを3連戦で圧倒した。

アストロズとの最終戦は14―4の大勝で、今季15度目のスイープを決め、メジャー最多を更新するとともに、球団新記録も打ち立てた。

これでレイズはア・リーグ一番乗りとなる90勝に到達。90勝59敗で貯金は今季最多の31。本拠地では50勝25敗と圧倒的な強さを誇り、ア・リーグ東地区ではヤンキースに4ゲーム差をつけている。

残りは13試合だ。

ポストシーズン進出を決めた11日には、クラブハウスで盛大な祝宴が開かれた。ただ、選手たちに浮ついた様子はない。

二塁手リッチー・パラシオスは、ここがゴールではないと強調した。その言葉通り、第2戦も接戦で勝利すると、最終戦では再び打線が爆発した。

先発フレディ・ペラルタは五回まで無安打投球。三回には3四球で満塁のピンチを招いたが、三塁手ジュニア・カミネロが好守で救った。

ペラルタは5回を86球で投げ終え、無安打無失点。11点のリードを奪ったこともあり、ここでマウンドを降りた。その後、アイザック・パレデスに2ランを浴びてノーヒットノーランは消えたものの、試合の行方を左右する一打にはならなかった。

打線でひときわ目を引いたのが、ビクター・メサJr.だ。

初回に2点三塁打を放つと、三回にも安打。四回には二塁打を放って生還し、サイクル安打への期待を高めた。球団史上3人目、2017年のエバン・ロンゴリア以来となる快挙まで、本塁打を残すだけだった。しかし、六回はライトフライ、八回は空振り三振に倒れ、惜しくも偉業には届かなかった。

それでもメサの勢いは止まらない。8月5日以降の21試合で打率.377、出塁率.427、長打率.739。現在は9試合連続安打中だ。

メサだけではない。先発全員が安打を放ち、パラシオスが3ラン、ニック・フォルテスが2ランを記録。ジョナサン・アランダは自身2度目となる1試合2本塁打を放ち、今季21号まで伸ばした。

強豪との対戦が続くシーズン最終盤。それでもレイズは、相手の格が上がるほど力を発揮している。

ケビン・キャッシュ監督も、今後も強いチームとの戦いが続くとしながら、チームには強豪を相手にした時こそ、さらにギアを上げる力があると評価した。

試練のはずだった最後の3週間。

レイズはその厳しい日程を、快進撃の舞台に変えている。