【アストロズ7−11フィリーズ】フィラデルフィア/シチズンズバンクパーク 9月9日(日本時間10日)
アストロズ一筋16年。ホセ・アルトゥーベが、またひとつ輝かしいキャリアに新たな勲章を加えた。
2017年ア・リーグMVP、2度のワールドシリーズ制覇、9度のオールスター選出、7度のシルバースラッガー賞、ゴールドグラブ賞、2019年のリーグ優勝決定シリーズMVP。数々の実績を積み重ねてきたアルトゥーベが、9日(日本時間10日)、通算2500安打に到達した。
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フィリーズ戦の三回、フィリーズのエース左腕クリストファー・サンチェスから放った二塁打が、節目の一打となった。
三塁側ベンチの最前列では、アストロズの選手やコーチがその瞬間を見届け、センターのブルペンからもリリーフ陣が祝福。アルトゥーベは表情を崩さず、全員に応えた。
さらにフィリーズの遊撃手トレア・ターナーと二塁手ルイス・アラエスも、アルトゥーベに歩み寄って背中をたたき、偉業を祝った。
アルトゥーベは今季2500安打に到達したドジャースのフレディ・フリーマンに続き、現役選手では史上2人目。ア・リーグ、ナ・リーグを合わせた歴代では102人目の快挙となった。
さらに、アルトゥーベが2500安打に到達したのは通算2095試合目。これより少ない試合数で大台に到達したのは歴代で31人しかいない。殿堂入りのテッド・ウィリアムズも、2095試合目で2500安打を記録している。
「彼は長い間、本当に素晴らしい選手だ。これほど長く、そして高いレベルでプレーし続ける姿を見るのは楽しい。あれだけの粘り強さと強さがあるからこそ、これだけ長く結果を残せるんだ」とジョー・エスパーダ監督も偉業を称えた。
36歳のアルトゥーベは、今季終了後も3年間の契約を残している。現在のペースなら、今季終了時点で通算2515安打となる見込み。3000安打に到達するには、契約期間の3年間であと485本が必要になる。
つまり、1シーズン平均162安打が必要だ。直近5年間で162安打以上を記録したのは、2024年の185安打の1度だけ。来年5月には37歳を迎えることを考えると、決して容易ではない。
ア・リーグ、ナ・リーグの歴史を振り返っても、37~39歳の3シーズンで485安打以上を記録した選手はわずか12人。そのうち、過去80年間に達成したのは6人しかいない。
- イチロー(2011~13年)
- オマー・ビスケル(2004~06年)
- クレイグ・ビジオ(2003~05年)
- トニー・グウィン(1997~99年)
- ポール・モリター(1994~96年)
- ピート・ローズ(1978~80年)
もっとも、アルトゥーベ本人が追いかけている数字は、3000でも2500でもない。目指すのは、8度目の地区優勝。5度目のア・リーグ制覇。
そして何より、3つ目のワールドシリーズ・リングだ。
