17歳の投手がジャッジを併殺打に打ち取り、満塁のピンチを切り抜ける

強豪大に内定の17歳ジョセフ・コントレラス

5:28 AM UTC

ブラジル代表のロースターをざっと見ると、選手についての非常に基本的な情報を得られる。どちらの打席に立つのか、どちらの腕で投げるのか、身長、体重、生年月日、出身地、該当する場合は出身校など。

失礼な言い方かもしれないが、ジョセフ・コントレラスの情報には誤植に見えるものがある。

ワールドベースボールクラシック(WBC)でユニフォームを着て、マウンドに立っているのが2008年生まれだなんて、信じ難いことだ。そして、その若者が、3万人を超えるファン、そしてテレビで観戦している無数の観客の前でメジャーリーグ最大のスターの一人をダブルプレーに打ち取ったことは、さらに想像し難い。

2008年5月6日生まれのジョセフ・コントレラスは、今大会最年少選手だ。6日(日本時間7日)、ヒューストンのダイキンパークに詰めかけた満員の観客の前で実年齢の2倍にも見える落ち着き払った様子で名刺代わりの投球を見せた。

15-5でブラジルがアメリカに敗れた一戦の二回1死満塁でアーロン・ジャッジと対戦したコントレラス(元メジャーリーガーであるホセ・コントレラスの息子)は、94.4マイル(約151.9キロ)の直球でジャッジのバットをへし折り、5-4-3のダブルプレーに打ち取った。

「素晴らしい。自分ではあの年齢であんなことはできなかった。本当に素晴らしい。マウンド上で落ち着き払っていた。最速で100マイル(約160キロ)の球を投げていた。相手はアメリカ代表で彼もテレビで見たことのある選手も多かっただろう」と抑えられたジャッジは語る。

「彼があそこで自分をコントロールし、大きなピンチを切り抜ける姿は本当に素晴らしかった。良い球種も持っている」と2年連続ア・リーグMVPのスラッガーは称賛を惜しまなかった。

試合中のFOXのインタビューでは、アメリカ代表のマーク・デローサ監督がコントレラスの多彩な球種を称賛し、「明らかに父親譲りのスプリットも受け継いでいる」と付け加えた。

「彼にとって、とんでもない状況だ。アーロン・ジャッジが満塁で打席に入るんだ。しかも彼はそこから抜け出すことができた」とデローサは語った。

コントレラスはジョージア州ロズウェルのブレスド・トリニティ・カトリック高校を卒業し、ディビジョン1に属する強豪バンダービルト大学への入学が決まっている。また、2026年のドラフト候補リストで47位にランクされており、ドラフトからプロ入りの可能性もある。

コントレラスはアメリカ戦で1回1/3、1失点、3四球、2安打、そして大きな併殺打1を記録した。