【ブルージェイズ4-6レッドソックス】ボストン/フェンウェイパーク、7月24日(日本時間25日)
フェンウェイパークでの豪快な一振りで、岡本和真は今季23本塁打とし、日本生まれの新人選手として2018年の大谷翔平(当時エンゼルス)が持っていた最多本塁打記録を更新した。
七回に中堅へ運んだ一発は飛距離408フィート(約124.4メートル)を記録。これがブルージェイズにとってこの日初得点だった。今季のブルージェイズ打線はMLB最少得点と低迷しているが、その中で岡本は数少ない明るい材料となっている。
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大谷と同じ文脈で名前を挙げられること自体が、特別な意味を持つ。岡本は節目の記録をことさらに強調してはいないが、同じ日本人スターに対する敬意は明らかだ。2人はワールドベースボールクラシックで日本代表として共にプレーした経験もある。
岡本が放ってきた本塁打は、決して飛距離ぎりぎりのものではない。この日本人新人記録は、フェンスをかろうじて越えるような打球や幸運に恵まれた打球によって築かれたものではない。三振の多さに苦しむ時期はあったものの、そのパワーは疑いようがない。打開策を模索し続けているブルージェイズ打線にとって、長打力不足は大きな課題の一つ。それだけに、岡本の存在はさらに重要なものとなっている。
4年総額6000万ドル(約90億円)の契約を結んでからまだ1年目だが、岡本の獲得はブルージェイズが昨オフに行った補強の中でも屈指の成功となっている。メジャーへの適応も見事だ。現時点で記録は岡本が単独で保持しているが、この争いはまだ終わっていない。
ホワイトソックスの村上宗隆は負傷者リスト入りした期間があり、岡本より出場試合数が少ない中で20本塁打を記録している。シーズン終盤まで記録争いが続くことになれば、岡本に引けを取らない驚異的なパワーを持つ村上も、その行方を左右する存在となりそうだ。
