【ブルージェイズ5-3パドレス】サンディエゴ/ペトコパーク、7月10日(日本時間11日)
岡本和真は22号を放ち、日本生まれの選手によるメジャー1年目の最多本塁打記録で大谷翔平に並んだ。
自分の名前が大谷と同じ文章に登場する時、それはたいてい特別な領域に足を踏み入れていることを意味する。それも、オールスター休みに入る前での達成だ。期待を下回るシーズンを送っているブルージェイズにおいて岡本は一番の輝きを放っている。
2026年オールスターは7月14日(日本時間15日)開催!
大谷は23歳だった2018年にエンゼルスで22本塁打を放った。打者として本格的なブレイクを果たしたのは26歳だった2021年で、46本塁打を記録して自身初のMVPを受賞した。
「まだまだ本当に残り試合もありますし、1試合1試合やっていきたいなと思います」と岡本は試合後のインタビューに答えた。
この日の一打も岡本らしかった。低めのボールを見事に捉え、ボールは高々と舞い上がり左翼へ。この3ランが決勝点となった。
今の岡本の打撃成績はオールスター級だ。しかも、今季のブルージェイズの状況を考えれば、その活躍の重要性はさらに増す。ブラディミール・ゲレーロJr.は7月に入っても本塁打が5本で、ジョージ・スプリンガーも2025年のような姿を見せられていない。さらにチームは、アレハンドロ・カークとアディソン・バーガーを長期間欠いてきた。岡本がいなければ、ブルージェイズはこの時点でワイルドカード争いに加わってすらいなかったかもしれない。
「もう言うことがなくなってきた。22本で日本人記録に並び、翔平と同じ特別な領域にいる。それに三塁守備も本当に良かった。今はすべてをやってくれている」とジョン・シュナイダー監督は絶賛した。
そこでシュナイダーは、岡本がスプリングトレーニングで初めてメディアの取材に応じた時のことを振り返った。取材の最後、新しいファンに自分をどう説明するかと聞かれた岡本は、自分は「とても真面目で男らしいです」と冗談を飛ばしていた。
「今の彼は、本当に男らしいね」とシュナイダーは語った。
岡本の22本塁打は、チーム2位であるスプリンガー(9本)の倍以上。打点でも他の選手を大きく引き離しており、62でトップに立っている。ゲレーロ(38打点)とアンドレス・ヒメネス(37打点)がそれに続く。
この記録が岡本単独のものになる日は、そう遠くないだろう。そして今後メジャーへやって来る日本人ルーキーたちのために、新たな基準を打ち立てるのも岡本かもしれない。ただホワイトソックスの村上宗隆というライバルもいる。26歳の村上も今季がルーキーイヤーで、5月29日から離脱していたが、この日復帰した。先週30歳になった岡本は、ブルージェイズが期待していたすべてを、そしてそれ以上のものをもたらしている。
