【ブルージェイズ4−3ロイヤルズ】カンザスシティ/カウフマンスタジアム 9月5日(日本時間6日)
レギュラーシーズンも残り19試合。ブルージェイズが、ついにア・リーグ最後のポストシーズン枠に滑り込んだ。
ロイヤルズ戦に勝利し、ガーディアンズと72勝71敗で並び、ア・リーグ最後のワイルドカード枠を争う位置につけた。今季の直接対決では4勝2敗と勝ち越しているため、タイブレークではブルージェイズが上に立つ。
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さらに大きいのが、4月3日以来となる勝率5割超えだ。
「久しぶりの感覚だけど、今のチームの戦い方が好きだ。粘り強く戦えている。先制して、反撃を受けても、そこからまた食らいついていった」とシュナイダー監督は振り返った。
この日のポイントは3つある。
岡本和真:持ち味を存分に発揮
岡本にとって、メジャーで最高の夜の一つになった。自身初の4安打を記録し、2打点もマークした。2本の二塁打はどちらも岡本らしい強烈な打球で、そのうち1本は三塁線のわずか内側へ鋭い打球だった。
最も印象的だったのは六回の右方向の打球だ。
今季は167三振を喫し、ホセ・バティスタ(2017年)とマット・チャップマン(2022年)が持つ球団最多記録まであと3つ。それでも28本塁打を放つ長打力が、その課題を大いに補う。
「ベースに当たったり、ラッキーな当たりだったり(もあったが)、しっかり捉えられました。毎日毎日打つために準備してきたし、そのために準備していきます」と岡本。ブルージェイズも岡本を無理にコンタクト重視の打者へ変えようとはしていない。持ち前のパワーを生かす方針だ。
この日、岡本は一打で試合の流れを変えられることを示した。
「毎日刺激があります。いい戦いの中で試合が出られているし、ケガなくできています。ここまで来たので、あとは勝って、なんとかポストシーズンに行くことだけを考えています」
シャーザーがチームを支える
ブルージェイズがマックス・シャーザーに求めていたのは、試合を壊さず、勝機を残すこと。42歳のベテラン右腕は、5回2/3を3失点と、その役割をきっちり果たした。
「体調はすごくいい。登板するたびに体が強くなっているし、球も狙ったところに投げられるようになってきた。初回以外は、かなり良かったと思う。この流れで行きたい。体も健康だし、調子もいい」とシャーザー。
親指、前腕、足首、背中と負傷が続いたシャーザーだが、今ではディラン・シース、ホセ・ソリアーノとともに先発ローテーションを支える存在となっている。先発陣は決して万全ではないが、ブルージェイズはシャーザーの登板間隔を変えるつもりはない。
「今のところはマックスをこのままのローテーションで投げさせて、休養日を挟んで登板してもらう。あすの試合が終わってから、その先を考える」とシュナイダー監督は話した。
次は3連戦スイープへ
ここからは、他球場の結果も気になる時期だ。ブルージェイズはスイープを懸け、スペンサー・アリゲッティを先発に送り出す。
ブルージェイズファンにとっては、もう1日だけ「レッドソックスファン」になる時間でもある。レッドソックスでは左腕ペイトン・トールがオリオールズ戦に先発する。
ブルージェイズとオリオールズは、まだ6試合の直接対決を残している。今のうちに少しでも差を広げ、終盤の追い上げを許すリスクを減らしたい。一方、ガーディアンズはタイガース戦にギャビン・ウィリアムズを先発させる。ウィリアムズは今週のブルージェイズ戦で13三振を奪ったばかり。ワイルドカード争いのライバルも、好投手を先発に立ててくる。
