トレード期限で残留のモニアック、ロッキーズと2年の契約延長で合意へ

5:45 AM UTC

ロッキーズのミッキー・モニアック外野手(28)は打撃練習後、グラウンドを引き揚げる途中で足を止めた。3日午後(日本時間4日)のトレード期限に向けた願いがかない、チーム残留が決まったためだ。

過去のトレード期限では、テレビ画面下部の速報に自身の名前が流れることを願っていた。2022年のトレード期限には、フィリーズからエンゼルスへの移籍が実現した。フィラデルフィアに不満があったわけではなく、新たな出場機会が待っていたからだ。

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しかし、昨季開幕時にロッキーズへ加入してからは、チームへの残留を望んでいた。

ロッキーズもモニアックの長期残留を希望し、両者は2028年までの2年総額1625万ドル(約25億6000万円)の契約延長で合意した。関係者がMLB.comに明かした。契約は4日(同5日)に正式発表される見通し。

モニアックは昨オフ、年俸調停を回避し、1年400万ドル(約6億3000万円)で合意した。新たな2年契約は、年俸調停の対象となる最後の1年と、FA資格取得後の最初の1年をカバーする。

モニアックは3日(同4日)のレイズ戦で、契約延長を祝うように適時三塁打と今季18号本塁打を放った。チームは9―13で敗れたが、本塁打は右翼2階席へ飛び込む、431フィート(約131.4メートル)の一発だった。

「人間として、自分はかなり義理堅い性格だと思っている。この球団がキャリアを立て直してくれた」と、モニアックは契約延長合意が最初に報じられる前に語った。

「フィリーズから2016年ドラフト全体1位で指名される前の高校時代から、ロッキーズはずっと関心を示してくれていた。そうした姿勢は自分にとって大きな意味がある。昨季からこのチームでプレーし、今季は前進するための歩みを進めていると分かっている」

モニアックはレイズ戦で4打数2安打し、打率.277、49打点とした。今季は2度、単打が出ればサイクル安打達成という試合があった。

球団が成立させたトレードについて会見したポール・デポデスタ編成本部長(53)は、モニアックを将来に向けたチームづくりを支えるリーダーと評価した。

「ミッキーは、球団が進めるチームづくりの重要な一員だ」とデポデスタ編成本部長は語った。

「昨季は非常に良いシーズンを送り、今季も素晴らしいスタートを切った。右足首の負傷で少し離脱したのは残念だったが、中軸を任せられる打者だ。クラブハウスのリーダーでもあり、経験を積んできたベテランでもある。複数の球団を経験しているため、良い組織がどうあるべきかを知っている。同時に、避けるべき状態も理解している。その経験はチームメートだけでなく、私やウォーレン・シェーファー監督にとっても価値がある」

ロッキーズは中堅手ブレントン・ドイルをホワイトソックスへ、右腕アントニオ・センザテラをブルワーズへ、右腕ビクター・ボドニクをマーリンズへ放出した。各トレードで有望株を獲得し、メジャー昇格間近の選手から育成段階の若手まで加わった。

一方、ドイルに代わってコール・キャリッグが中堅を守る以外、上向きつつある野手陣の主力は維持した。モニアックは、勝てる打線の完成が近いと感じている。

「チームは正しい方向へ進んでいると感じる」とモニアックは語った。

「ロッキーズの復活に加わり、ポストシーズン進出と、その先を目指すチームの一員になれたら、自分にとって大きな意味がある」