米同時多発テロから25年 MLBが追悼活動を実施

September 10th, 2026

MLBは11日(日本時間12日)の米同時多発テロから25年となる節目に合わせ、フィールド上での追悼、特別番組、地域貢献活動など、球場内外でさまざまな取り組みを実施する。

球場外での活動は、MLBとメッツが11日にシティフィールドで共催する食事の梱包イベントから始まる。非営利団体「9/11 Day」と協力し、全米最大規模の奉仕活動日である「UNITE for Good」の一環として行われる。

会場では、殿堂入り選手マイク・ピアッツァをはじめ、デビッド・ライト、アル・ライター、ジョン・フランコ、ロビン・ベンチュラ、トッド・ジール、アダム・オッタビーノ、デリン・ベタンセスらメッツOBと、MLBネットワークのハロルド・レイノルズが活動を行う。MLBとメッツの職員、ニューヨーク周辺の大学で野球やソフトボールに取り組む選手、地域のボランティアも参加する。力を合わせ、ニューヨーク、ニュージャージー、コネティカットの3州で支援を必要とする家庭へ届ける数千食分を梱包する。また、MLBネットワークはエミー賞候補となった番組「MLB Central」をシティフィールドから放送する。

午前中の奉仕活動に加え、MLBは全球場で特別な追悼行事と試合前セレモニーを行う。金曜は全選手、監督、コーチ、審判員が、側面に「We Shall Never Forget(私たちは決して忘れない)」のパッチを付けたニューエラ製の特別なキャップを着用する。ブルージェイズはカナダと米国、両国の国旗が入ったキャップをかぶる。ヤンキースタジアムでサブウェイシリーズを戦うヤンキースとメッツは、初動対応にあたる警察・消防・救急隊員らをたたえる球団ロゴ入りのキャップを着用する。

各球場では、ベースの装飾と公式ラインアップカードも特別仕様となる。さらに全球団共通で、ホームチームが黙祷を行い、MLBネットワークが制作した追悼映像をスコアボードで上映。七回には「God Bless America」が演奏される。

11日のメッツ対ヤンキース戦は、米東部時間午後7時(日本時間12日午前8時)からMLBネットワークとESPN Unlimitedの「Game of the Day」で全米中継される。ニューヨーク地域ではYESとSNYが放送する。

このほかMLBネットワークは10日の米東部時間午後10時(日本時間11日午前11時)、ドキュメンタリー番組「When America Took the Field」を初放送した。同時多発テロ後、米国が立ち直るうえで野球が果たした役割を描いた作品だ。MLBネットワークの制作スタッフがZeile(ジール)と共同制作した2時間のドキュメンタリーで、悲劇後の数週間に野球がいかに希望と癒やし、団結をもたらしたかを検証している。

MLBネットワークでの初放送に先立ち、10日にはメッツのシーズンチケット保有者と一部の招待客を対象としたシティフィールドでのイベントで上映された。

MLBネットワークは金曜のメッツ対ヤンキース戦後と土曜に、このドキュメンタリーを再放送する。MLBネットワークで放送されるほか、MLB.TVMLB+でも以下の日時に配信される。

9月11日(金):米東部時間午後10時(日本時間12日午前11時)
9月12日(土):米東部時間午前10時(日本時間12日午後11時)
9月13日(日):米東部時間午後8時(日本時間14日午前9時)

なお、9月14日(月)からは、MLB.TVとMLB+の全加入者がオンデマンドで視聴できる。