【プールD】ソトの本塁打でドミニカ共和国がオランダにコールド勝ち

March 8th, 2026

オランダ王国1−12ドミニカ共和国>米国マイアミ・ローンデポパーク 3月8日(日本時間9日)

試合前、マイアミの球場コンコースでは小さな行列が行進し、ドミニカ共和国ファンの士気を高めていた。プレイボールの声がかかる前から、すでに熱気は最高潮に達し、その盛り上がりは試合終了まで続いた。

ドミニカ共和国打線が爆発し、オランダ王国相手に4本塁打を放ち、最終的に12-1で大勝した。プールプレーでは、五回終了時点で15点差以上、もしくは七回終了時点で10点差以上の場合、コールド勝ちが成立する。フアン・ソトの本塁打が決勝点となり、大会ルールによって試合は七回で終了した。

初回に2点を奪ったドミニカ共和国は、三回にブラディミール・ゲレーロJr.に2ランでリードを広げると、五回にジュニオール・カミネロオースティン・ウェルズの一発で6得点のビッグイニングを作り、試合の流れを決定づけた。

ドミニカ共和国の先発ルイス・セベリーノは4回を投げて1失点。唯一の失点は、かつてのヤンキース同僚ディディ・グレゴリウスに浴びた一発のみ。ドミニカは打線も投手陣も絶好調ぶりを示している。

オランダ王国は救援陣を総動員するブルペン継投策で対抗したが、ドミニカ共和国の豪華打線には歯が立たず。さらに、リリーフ投手陣も8つの四球を献上する苦しい戦いだった。

三回にブラディミール・ゲレーロJr.が大会初本塁打を放つと、ドミニカベンチの間では祝福の握手や特製ホームランジャケットとチェーンを使ったセレモニーが繰り広げられた。

さらに五回にはジュニオール・カミネロは2試合連続で本塁打を放った。前打席で死球を受けた直後の打席だったが、右腕ウェンデル・フロラナスの3-1からの球を完璧に捉え、左翼席へ推定飛距離424フィート(129メートル)の特大弾でドミニカは7-1とリードを広げた。この打球速度は115.8マイル(186キロ)で、過去2大会(ピッチトラッキング開始以降)の中では、チームメートのオニール・クルーズが打った116.8マイル(188キロ)の本塁打に次ぐ速さだった。

カミネロの2打席後、ドミニカ共和国はオースティン・ウェルズの2ランでリードを9-1と広げ、ケテル・マルテの犠牲フライでこの6得点の猛攻を締めくくった。

ドミニカ共和国は開幕2試合で7本塁打を放ち、プールDでベネズエラと並んで2勝目。一方、オランダは1勝2敗で苦しい立場に追い込まれた。ドミニカ共和国は次戦は9日にイスラエルと対戦し、3勝目を狙う。一方、オランダも10日のイスラエル戦でプール戦を2勝2敗に挑む。