【プールD】イスラエルが2安打完封リレーで今大会初勝利

3連敗のニカラグアは1次ラウンド敗退が決定

2:30 AM UTC

イスラエル5-0ニカラグア】マイアミ/ローンデポパーク、3月8日(日本時間9日)

イスラエルは今大会の初戦、ロナルド・アクーニャJr.やルイス・アライズ、エウヘニオ・スアレスといったスター選手を擁するベネズエラと対戦したが、2試合目は異なるタイプの対戦相手だった。

ブラッド・オースマス監督は、2試合目の対戦相手であるニカラグアのロースターを眺め、「あまり情報がない、昔ながらの野球のような感じだね」とコメント。「ある程度の情報は持っているが、膨大なデータがあるメジャーリーグの選手たちではない。準備の面では高校野球のようなものだ」と語った。

ニカラグアの選手たちについて、イスラエルがどんな情報を持っていたかは不明だが、少なくともそのデータを有効活用することはできたようだ。オースマス監督が率いるチームは、初戦の黒星から立ち直り、5人の投手がニカラグア打線をわずか単打2本に抑える完封リレー。四球も2つしか与えず、打線も効率よく得点を奪い、5-0で完封勝利を収めた。

プールDで戦っているイスラエルは1勝1敗となり、準々決勝進出の可能性を残した。今後は、9日(同10日)にドミニカ共和国、10日(同11日)にオランダと対戦する。

一方、ダスティ・ベイカー監督が率いるニカラグアは、初戦から3連敗となり、1次ラウンドを突破する可能性が消滅した。大会初勝利を目指し、9日(同10日)にベネズエラと対戦する。

ニカラグアの先発は、ブルワーズの元有望株であるカルロス・ロドリゲス。4イニングを投げてイスラエル打線を1得点のみに抑え、大会初勝利を目指すチームの期待に応えた。

しかし、3度目のワールドベースボールクラシック出場となったイスラエル先発のディーン・クレーマーがそれを上回った。初回先頭から打者13人のうち12人を打ち取るなど、最初の4イニングを無失点。1点リードで迎えた五回にヒットと四球で無死一、二塁のピンチを招いたが、フアン・モンテスを空振り三振に仕留め、ブルペンにバトンを託した。

イスラエルの2番手はパドレスのマイナーでプレーする24歳の右腕、ジョシュ・マリッツ。メルビン・ノボアに四球を与えて1死満塁とピンチを広げ、さらにフレディ・ザモーラに対してカウント3-0と追い込まれてしまったが、その後の2球でサードゴロに打ち取り、三塁手のジェイク・ゲロフがベースを踏んだあと、一塁に転送して併殺を完成させ、見事にピンチを切り抜けた。

その直後、イスラエル打線が爆発し、ハリソン・ベイダー、ザック・レベンソン、コール・キャリッグのタイムリーで一挙4点を追加。二回に先制打を放ったノア・メンドリンガーは3打数3安打1打点の活躍を見せた。六回以降、イスラエルのリリーフ陣は死球1つだけの「準パーフェクト」に抑え、5-0で勝利。イスラエル投手陣の安定感が光った一戦だった。