【プエルトリコ4x-3パナマ】サンフアン/ヒラム・ビソーン・スタジアム、3月7日(日本時間8日)
プエルトリコのサンフアンで展開された大熱戦は、劇的なサヨナラ勝ちで幕を閉じた。延長戦の末、プエルトリコがパナマに4-3で勝利。ダレル・ヘルネイズがセベリーノ・ゴンザレスから文句なしの一発を放ち、熱戦に終止符を打った。
劇的なサヨナラ勝ちを収めたプエルトリコは初戦から2連勝となり、プールA突破に向けて大きく前進。一方、惜しくも敗れたパナマは2連敗となった。
2026年ワールドベースボールクラシック
1点ビハインドで迎えた九回、プエルトリコは1死からエディ・ロサリオが四球を選んで出塁し、マーティン・マルドナードがライトへのヒットを放ってチャンス拡大。2死後、マシュー・ルーゴも四球を選んで満塁となり、ウィリー・カストロの押し出し四球で2-2の同点に追いついた。
試合は延長タイブレークに突入し、パナマはホゼ・カバイェロのタイムリーで勝ち越しに成功。しかし、プエルトリコはカルロス・コルテスの併殺打の間に同点とし、ヘルネイズがサヨナラ弾を放ってヒーローとなった。
サヨナラ本塁打はワールドベースボールクラシック史上2本目。そして、今日だけでも2本目だった。マイアミのローンデポパークで行われたオランダ対ニカラグアの一戦で、オランダのオジー・オルビーズが九回に放った逆転サヨナラ3ランに続く、劇的な一発となった。
劇的な結末を迎えた一戦だが、四回までは投手戦だった。パナマ先発のアリエル・フラードとプエルトリコ先発のエデュアルド・リベラがスコアボードに「0」を並べた。しかし、リベラは五回1死から死球で走者を出して降板。このあと、パナマが均衡を破った。
プエルトリコ2番手のホルヘ・ロペスに対し、パナマはクリスチャン・ベサンコートのタイムリー二塁打で1点を先制。ルイス・カスティーヨもタイムリー二塁打で続き、2-0とリードを広げた。
反撃したいプエルトリコは六回に無死満塁の大チャンスが到来。まずノーラン・アレナドの犠飛で1点を返した。しかし、1死一、二塁の場面で登板したケニー・ヘルナンデスがコルテスをセカンドゴロ併殺打に仕留め、ピンチを脱出。パナマは1点のリードを死守した。
七回には雨が降り、試合が24分間にわたって中断。再開後、プエルトリコは2死一、三塁のチャンスを迎えたが、ヘルナンデスがルーゴを空振り三振に仕留め、パナマはまたしてもリードを守った。
八回はまたしても緊迫した展開となり、エリオット・ラモスの痛烈な打球をベサンコートがダイビングして好捕。パナマはこの回も無失点に抑え、勝利まであと3アウトに迫ったが、最後は地元開催のプエルトリコの執念が上回った。
