球界No.1の愛、左腕トールが”ハグアウト”

September 1st, 2026

レッドソックスの左腕ペイトン・トールは大のハグ好きだ。普段イニング間にダグアウトに戻るたびに、チームメート(特にギャレット・ウィットロック)にそれが向けられるが、この日はグラウンドの上で、相手チームの選手とハグを交わした。

三回1死の場面、打席に立ったマリナーズのDHドミニク・キャンゾーンは打球速度51マイル(約82.1キロ)の弱い投ゴロを放った。身長6フィート6インチ(約1.98メートル)、体重250ポンド(約113キロ)のトールは素早く打球に反応し、一塁線へ駆けてキャンゾーンの進路をふさいだ。

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本塁から一塁までの半分を少し過ぎた地点で2人は向かい合うと、トールは両腕を大きく広げ、キャンゾーンを抱き締めながらタッチアウトにした。キャンゾーンも右腕をトールへ回し、笑顔でダグアウトへ戻った。

23歳の左腕が球界屈指の愉快で愛情深いキャラクターであることを、またしても示す場面となった。

このハグが生まれたのは、トールがランディ・アロザレーナに特大の本塁打を浴び、リードを3-2に縮められた直後だった。

それでもトールは逆境をすぐに振り払い、友情を育んだ。そこには、メジャーでプレーできる喜びを常に全身で味わおうとするトールらしさが表れていた。