ピート・アロンソが新天地で背番号「25」を選んだ理由は

12:59 AM UTC

オリオールズに移籍したピート・アロンソが、背番号「25」を選んだ理由には、家族への深い愛情が込められていた。

メッツ時代、アロンソは背番号「20」をつけて活躍してきたが、オリオールズではその番号がフランク・ロビンソンの永久欠番となっているため、別の番号を選ばなければならなかった。そして、選んだ番号が「25」。その理由について、アロンソは自身のSNSでこう語っている。

「2025年は僕と家族にとって特別な年。この年に息子が生まれたので、25番に決めたよ」

2025年9月21日、アロンソと妻ヘイリーの間に待望の息子・テディが誕生。家族の新たな一歩を象徴する番号として、「25」を選んだという。

オリオールズにとって2025年シーズンは思うような成績を残せなかったが、アロンソの加入は間違いなく新たな希望の光となった。メッツ時代に「ポーラーベア(白熊)」の愛称で親しまれ、通算264本塁打を記録したアロンソが、オリオールズのユニフォームを着て新たなスタートを切ったことで、チームの未来に大きな期待がかかる。

アロンソは2025年シーズン、.871のOPSを記録し、38本塁打、126打点という圧倒的な成績をマーク。ナ・リーグで41二塁打を放ち、オールスターにも5度目の選出を果たした。そのバットから繰り出される一発は、まさに「ポーラーベア」の名にふさわしい。

「25」の背番号には、家族との絆を胸に新たな挑戦を誓うアロンソの決意が込められている。ボルチモアの街に新たな伝説が刻まれる日も、そう遠くないだろう。