ディバース、ジャイアンツへトレード決定

June 15th, 2025

レッドソックスがスター打者のラファエル・ディバースをジャイアンツにトレードで放出すると、MLB.comのマーク・ファインサンド記者が報じ、後にレッドソックスが正式に発表した。ジャイアンツ側からは、ジョーダン・ヒックスカイル・ハリソンら、複数の選手が放出される。7月31日のトレード期限まで1カ月以上を残す中での驚きのビッグディールとなった。

2017年にデビューして以来、ディバースはボストンの顔とも言える存在となっていたが、今オフに同じく三塁を守るアレックス・ブレグマンが加入したことで球団との間に緊張が生まれていた。ディバースは当初、DHへの転向を拒否していたが、後にその発言を撤回し、今季は主にその役割を担ってきた。一方で、5月初めには一塁へのコンバートを拒否していた。

ナ・リーグ西地区の優勝争いの真っただ中にいるジャイアンツにとって、一流の左打者の補強は大きな追い風となる。

ディバースは20歳でレッドソックスに加入し、9年間で通算214本塁打。オールスターに3度選出され、シルバースラッガー賞も2度受賞、2018年にはチームとともにワールドシリーズ制覇も経験している。通算成績は打率.279、出塁率.349、長打率.510だ。

ジャイアンツはディバースをマット・チャップマン、ウィリー・アダメスと並べることで打線の強化を図る。今週末にはレッドソックスがサンフランシスコ、オラクル・パークで3連戦を行う予定で、いきなり古巣との直接対決が行われる可能性が高い。

レッドソックスにとっては、エースのギャレット・クロシェットを支える投手陣の強化につながるトレードになる。ヒックスは救援から先発に転向した投手で、複数の役割をこなせるのが特長。また、23歳のハリソンはかつて有望株とされ、2023年にはMLB有望株ランキングで最高11位に入った実績を持っている。