レイズが、2027年もエースを確保した。
タンパベイは31日(日本時間11月1日)、右腕ドリュー・ラスムッセンの2000万ドル(約31億5000万円)の球団オプションを行使した。ラスムッセンがシーズン最後の試合、ブルワーズとのワールドシリーズ第5戦に先発し、試合後に残留を希望すると語ってから、3日後の決定となった。
「この球団は、本当に最高だよ」とラスムッセンは話していた。
オプション行使によりその希望がかなった。ラスムッセンは来季もレイズのユニホームを身に纏い、素晴らしい2026年シーズンを土台に、さらなる活躍を目指す。
31歳の右腕は、ア・リーグ王者の一員として30試合に先発し、172回で防御率2.67、174奪三振。2度目のオールスター選出を果たし、WHIP0.91はア・リーグ最高だった。ポストシーズン最初の3先発では、計21回を3失点に抑え、球団史上3度目のリーグ優勝に貢献した。
2022年開幕以降の防御率2.74は、同期間に500回以上を投げた投手の中で4位。上回る投手は、タリック・スクーバル(2.64)、ブレイク・スネル(2.69)、クリス・セール(2.71)だけだ。スタットキャストの得点価値指標でも、今季のラスムッセンはプラス41で、ジェイコブ・ミジオロウスキー(プラス52)、山本由伸(プラス44)に次ぐ、球界で3番目に価値の高い投手だった。
「本当にすごい投手だ」と、レイズのケビン・キャッシュ監督は第5戦の後にエースを称賛した。短い登板間隔で臨んだ右腕は、効率よく4回を投げ、1失点に抑えた。
ラスムッセンは右肘に大きな手術を3度受けている。プロ入り前に2度のトミー・ジョン手術を経験し、その後のインターナルブレース手術によって、2023~24年は計73回1/3の登板にとどまった。それでも困難を乗り越え、MLB屈指の先発投手となった。
