レイズは8日(日本時間9日)、タンパに建設を計画している新球場の内部イメージ図を初公開した。球団が掲げる「永遠の本拠地(Forever Home)」の完成形を、ファンに向けて披露した。
ケン・バビー球団CEOは、試合中継内で観客席やコンコース、球場の象徴となる新たな設備などが描かれているデザインを発表。
「ファンが求めている、快適で親しみやすい球場を目指しながら、現代的な設備や革新的なデザインも取り入れていく」と説明した。
新球場の主な特徴
- レイズ名物“エイの水槽”がさらに進化
現在のトロピカーナ・フィールドにある人気のエイの水槽に代わる新たな施設を設置予定。センター側のメインエントランスには、より大きく、深さのある水槽エリアが配置される - どの席からもフィールドに近い設計
球場全体で観客とグラウンドの距離を縮めるデザインを採用。固定式の屋根を備えながらも、空や周囲の景観を感じられる開放的な空間を目指す - 収容人数は約3万人
通常時は約3万席を予定。コンサートやイベント開催時には拡張できる柔軟な設計
- ブルペン周辺にもファン向けスペース
両チームのブルペン付近にはクラブエリアを設置。センター方向を見渡せるバーも配置される予定 - 大型ビジョンを導入
左右の外野スタンド上部に設置される2つのビデオボードは、MLBでも最大級かつ最新技術を備えたもの - 夜の試合を彩る照明システム
最新の照明設備を導入し、ナイター観戦の魅力を高める計画。球団は「プレーのしやすさ」と「屋外の自然な体験」を重視した設計
設計を担当するのは、MLBの新球場や改修プロジェクトを数多く手掛けてきた世界的な建築設計会社Populous。これまでMLBの29球場の新設・改修に携わっている。
ただし、建設に向けた資金面の合意はまだ最終決定していない。レイズは現在、タンパ市やヒルズボロ郡と協議を続けており、今後もデザインは変更される可能性がある。
現在の本拠地トロピカーナ・フィールドとの使用契約は2028年シーズン終了まで。球団は2029年の開幕戦で新球場をオープンすることを目標にしている。2年以上にわたって追い求めてきた「新たなホーム」が、少しずつ具体化している。新球場プロジェクトについて「NewBallpark.RaysBaseball.com」で詳細を公開している。
