【レイズ7−2ブレーブス】アトランタ/トゥルイストパーク 9月9日(日本時間10日)
レイズがプレーオフ進出に王手をかけた。
レイズが勝ち、レンジャーズとブルージェイズが敗れたため、プレーオフ進出決定までのマジックナンバーは「2」となった。10日のブレーブス戦に勝って3連戦をスイープすれば、マジックナンバーは「1」。さらに同日、レンジャーズがマリナーズに敗れれば、2023年以来となるプレーオフ進出が決まる。レイズが10日に勝利し、ホワイトソックスが敗れた場合も進出が決まる。いずれにしても、まずはブレーブスとの最終戦を制することが条件だ。
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「今はそこまで考えていない。1球ずつに集中している」
10日の先発を務めるニック・マルティネスはそう話した。
「自分の仕事は、チームが勝てるように試合を作ること。それをやって、そこから先を考えたい。先のことを考えすぎたくない」
地区優勝争いでも、ブレーブスに連勝したことでヤンキースとの差を4ゲームにキープ。残り17試合となった。
二塁手リッチー・パラシオスも、「ずっと同じように戦ってきた。自分たちがチームとして何ができるか、それだけを見ている。あすもそれを続ける。もちろん、その先に待っているものは楽しみだよ」とリラックスムードだ。
投打がかみ合い、最後まで危なげない試合運びだった。先発グリフィン・ジャックスは、ILから復帰して2度目の先発で、5回を2安打1四球、1失点に抑えた。
「立ち上がりから本当に良かった。5回を通して球も素晴らしかった」とケビン・キャッシュ監督も右腕を称えた。
右肘の違和感で約1カ月離脱していたジャックスは、復帰戦となった前回登板のメッツ戦で6失点(自責3)。この日は強力なブレーブス打線を相手に、本来の投球を取り戻した。
「ずっと良かった。もっと落ち着いていたし、自分らしく投げられた。序盤からストライクゾーンをどんどん攻められた」
打線も好調だ。二回に3点、四回にも3点を奪い、ブレーブス先発レイナルド・ロペスを攻略。これで5試合連続で6得点以上をマークし、そのうち4試合に勝利している。直近5試合では10本塁打、10盗塁を絡めて33得点。長打だけに頼らず、さまざまな形で得点を重ねている。
この日は下位打線も奮起した。二回、25歳の誕生日を迎えたばかりのビクトル・メサJr.が今季11号ソロを放って先制。チャンドラー・シンプソンとパラシオスが出塁すると、ダブルスチールで二、三塁へ進み、2死から元ブレーブスのホルヘ・マテオが適時打を放った。
「そこが自分たちの仕事。上位打線がいつものような派手なことをできないときは、僕たちがもう少し頑張らないといけない」とメサは話した。
四回にも下位打線がつないだ。
メサの安打、シンプソンの四球に続き、セドリック・マリンズとパラシオスが連続タイムリー。マテオの犠打で走者を進め、最後はヤンディ・ディアスの犠飛で追加点を奪った。上位打線が誇る長打力とは対照的に、下位打線の武器はコンタクトとスピード。そして、走者を動かしながら相手にプレッシャーをかけ続ける攻撃だ。
「下位打線は粘って、安打を打って、走者を進める。それをずっとやってきた。こういう形で結果が出るのを見るのは本当にうれしい」
パラシオスはそう話した。
「野球を愛する人たちは、きっとこういう野球が好きだと思う」
レイズはあと1勝。そして、もう他球場の結果次第で、2023年以来のプレーオフ進出が決まる。
