【ブルワーズ3-4レイズ】セントピーターズバーグ/トロピカーナフィールド、10月27日(日本時間28日)
ベン・ウィリアムソンが、レイズをよみがえらせた。
レイズは、ブルワーズとのワールドシリーズ第4戦で、敗退まであと3アウトに追い込まれていた。だが、延長12回に驚異的な反撃でサヨナラ勝利。映画さながらのスリリングな一戦をものにした。
シェーン・ドロハンが投げる中、走者2人を置いてジョニー・デルーカが同点適時打。チャンドラー・シンプソンも単打で続いて満塁とすると、代打ウィリアムソンが右前への安打を放ち、代走ニック・フォーテスがサヨナラのホームを踏んだ。何とか暗闇を抜け出したレイズを祝うように、球場のスピーカーから「Walking on Sunshine」が響き渡った。
ワールドシリーズ史上、敗れれば敗退となるチームのサヨナラ勝ちは、過去に16度あった。そのうち13度が延長戦で、6度は今回と同じく延長11回以降だった。ただ、今回のレイズのように、全敗で敗退が懸かった状況から達成した例は、1910年のカブスだけだった。
ブルワーズは球団初の優勝に加え、プレーオフ史上初の9連勝、そして7試合制のリーグ優勝決定シリーズとワールドシリーズをともに無敗で制する初のチームになることを目指していた。
延長12回表、新人遊撃手クーパー・プラットのソロ本塁打が、その歴史を作るための一打になるかと思われた。しかし、レイズは土壇場で活路を見いだし、少なくともあと1日、シーズンをつないだ。28日、2026年最後のホームゲームに臨み、シリーズの舞台をミルウォーキーへ戻すことを目指す。
