佐々木朗希、復帰戦で1回2三振 ポストシーズンに向けブルペンで存在感

6:01 AM UTC

パドレス0−7ドジャース】ロサンゼルス/ドジャースタジアム 9月22日(日本時間23日)

ドジャースの佐々木朗希が22日(日本時間23日)、パドレス戦で復帰登板を果たした。8月26日のブレーブス戦以来、約4週間ぶりの実戦。四回からマウンドに上がり、1回を2安打2三振、無失点に抑えた。最速は100.1マイル(約161.1キロ)。昨年に続き、今季もポストシーズンではリリーフとしての起用が予定されている。

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佐々木はこの日、15日間の負傷者リスト(IL)から復帰。右手中指のマメの影響で、ブレーブス戦では先発マウンドを途中で降り、その後IL入りしていた。

復帰戦では四回に登板。2死から連打を許したものの、無失点で1イニングを投げ切った。スプリットで2度の空振りを奪うなど、計4度の空振りを記録。8球投げた直球は平均98.7マイル(約158.8キロ)で、今季平均の97.8マイル(約157.4キロ)を上回った。

「去年の経験があるので、落ち着いて入ることができました」

メジャー1年目の昨年は、肩の負傷で4カ月以上離脱し、ポストシーズンでは救援に回った。そこで佐々木は、期待以上の活躍をみせた。。ポストシーズンでは10回2/3を投げて自責点1、防御率0.84。ドジャースのクローザーを務め、2年連続のワールドシリーズ制覇に貢献した。

その経験が、今季の先発復帰にもつながった。今季は23先発で5勝5敗、防御率4.60。ただ、数字以上に内容は上向いており、新たに取り入れたスプリットや球速を増した直球を武器に、7試合連続で防御率2.63を記録するなど、メジャーで最も安定した時期を過ごしていた。

デーブ・ロバーツ監督は、昨年の経験を踏まえた佐々木の姿勢を評価する。

「チームが勝つために必要なことは何でもする。それを理解している。ポストシーズンで彼が投げる1イニング1イニングが、大きな意味を持つことも分かっている」

ドジャースは現在、絶対的なクローザーを固定していない。今季苦戦が続くエドウィン・ディアスは、ポストシーズンのブルペン入りを目指している段階。22日のパドレス戦では5回に登板し、3者凡退、2三振と好投した。ILから復帰後、無失点投球は3試合目となった。一方、セーブ機会の多くを任されているのが左腕のタナー・スコット。今季チーム最多の23セーブを挙げているが、4度のセーブ失敗もあり、9月以降も2度失敗している。

ポストシーズンで佐々木が再びクローザーを務める可能性もある。右の救援投手では、エドガルド・エンリケスが腰の負傷でレギュラーシーズン中の復帰が難しく、佐々木の存在はブルペンの選択肢を広げることになる。ロバーツ監督はポストシーズンで一人のクローザーを固定する予定はなく、相手打者との相性や試合展開を見ながら、最も信頼できる投手を重要な場面で起用する可能性が高い。

「九回の展開は誰にも分からない」と指揮官が語るように、佐々木も重要な場面で登板する可能性がある。

「与えられたチャンスで、全力を尽くすだけ。何イニング投げるかは関係なく、チームに貢献したい」と佐々木は覚悟を話す。

昨年のポストシーズンで大きな役割を担った右腕が、再びブルペンからチームの勝利を支える。