再戦に燃えるドミニカのアルカンタラ、宿敵ベネズエラ戦に先発予定

February 25th, 2026

マーリンズのエースでドミニカ共和国代表のサンディ・アルカンタラが、ワールドベースボールクラシック(WBC)で宿敵ベネズエラとの試合に先発すると、ドミニカ代表監督のアルバート・プホルスが24日に発表した。プールD最終戦となるこの試合は、3月11日(日本時間12日)にローンデポパークで行われる。

「監督がドミニカのポッドキャストで話していたので、メディアで知ったよ。投げるのがとても楽しみだし、自分にとって素晴らしい機会だと思う。どの試合で投げるかは関係ない。ただマウンドに立って、ベストを尽くしたい」とアルカンタラは25日、MLB.comに語った。

2022年にナ・リーグのサイ・ヤング賞を受賞したアルカンタラは、2023年のWBCでも、マーリンズの本拠地で行われた初戦でベネズエラと対戦した。しかし5-1で敗れ、4回途中で降板。5安打、3失点、3四球、2三振と悔しい登板となり、ドミニカ共和国は1次ラウンド敗退という波乱の展開になった。

アルカンタラにとってはリベンジの絶好の機会になる。代表キャンプ合流前の27日には、サブグラウンドで2イニングを投げる予定だ。WBC本戦では3イニング、あるいは60〜65球程度を投げる見込みだと本人は語っている。

「ベネズエラ戦は本当にいい試合になる。すごい熱気とエネルギーになると思うよ。この瞬間をずっと待っていた。観客もたくさん入るはずだ。3日前にエウリー(ペレス)が2023年の前回大会について、試合の雰囲気を少し教えてくれた。本当に素晴らしくて、ものすごい熱気なんだ」と、マーリンズの捕手でありドミニカ共和国代表のチームメートでもあるアグスティン・ラミレスは語った。

マーリンズは、メジャー40人枠の選手9人が6つの代表チームに分かれて出場する予定だ。ナ・リーグのゴールドグラブ賞を受賞したユーティリティープレーヤー、ハビエル・サノハはベネズエラ代表に名を連ねている。

「素晴らしい対戦になると思う。この競技の魅力は、いつでも再挑戦の機会があることだ。彼の健闘を祈っているけれど、もちろん自分たちも勝ちたい」とサノハは語った。

30歳のアルカンタラは、トミー・ジョン手術からの復帰シーズンで思うような結果を残せなかった。防御率5.36は規定投球回に到達したメジャー先発投手の中でワースト2位だったが、シーズン終盤は8試合で防御率2.68と立て直した。すでにマーリンズの開幕投手に指名されており、これで球団記録となる6度目だ。

このライバル対決を心待ちにしている一人が、マーリンズのクレイトン・マッカロー監督だ。

「最高だね。サンディにとっても素晴らしい機会だ。WBC自体が特別な大会だし、ベネズエラ相手に投げるとなれば、さらに特別になるだろう。これまで何度もスプリングトレーニングを経験してきた彼にとっても、今回は昨年とは違う。今回は手術明けではなく、純粋にシーズンに向けて準備している状況だからね」とマッカロー監督は語った。

「ベネズエラ戦で先発するとなれば、ローンデポパークは間違いなく熱気に包まれるだろうし、ドミニカ共和国を代表してその舞台に立つのは本当に素晴らしいことだ。あのチームの中で、彼ほどその機会にふさわしい選手はいない」