サイ・ヤング賞左腕スクーバル、移籍後初の古巣凱旋へ

August 26th, 2026

タリク・スクーバルは2020年にメジャーデビューを果たし、その後の数年間で頭角を現した。2024年と2025年にはア・リーグのサイ・ヤング賞を2年連続で受賞し、球界屈指の先発投手としての地位を確立した。

そして、そのすべてを成し遂げたのがタイガースだった。そして今、左腕は28日(日本時間29日)のシリーズ初戦で移籍後初めて古巣と対戦する。

ドジャースは、トレード期限前に大型トレードで獲得したスクーバルが、コメリカパークのマウンドに上がると発表した。まさにこの球場でMLB屈指の支配的な投手へ成長し、タイガースを2024年に10年ぶりとなるポストシーズン進出へ導いた。

今月上旬にトレードされた際、スクーバルはタイガースが自分のためにしてくれたすべてのことへ感謝を示し、デトロイトを離れてロサンゼルスへ加わることについて、感情が「ジェットコースターのように」激しく揺れ動いたと語った。

「自分を信じて機会を与えてくれた球団、そしてデトロイトの街のためにワールドシリーズで優勝することが、ずっと目標だった。つらいよ。タイガースのクラブハウスにいる全員が大好きだし、何人かは親友でもある。それでも今は、ドジャースの一員になれたことに胸を躍らせている。現地へ行ってみんなと会い、3連覇を目指すのが楽しみだ。決して簡単ではないけどね」とスクーバルは語った。

ワールドシリーズを2連覇中のドジャースへ加入後、スクーバルは最初の4先発で24イニングを投げ、防御率3.38、30奪三振、7四球を記録。29歳の左腕は22日にドジャースタジアムで行われたパイレーツ戦で7回3失点、1四球、11奪三振と好投し、移籍後初勝利を挙げた。

スクーバルは3失点すべてを初回に喫し、許した5安打もすべて最初の2イニングに集中した。しかし、最後に対戦した19人のうち18人をアウトにし、トレード後初めて7イニングを投げ切った。6回に3者連続三振を奪った際には、速球が100マイル(約160.9キロ)に達した。

「試合序盤は、その時の状態で勝負するのではなく、感覚を確かめようとしすぎているのかもしれない。そこは変えなければならない」とスクーバルは試合後に語った。

しかし今回の登板は、これまでメジャーで経験した154度の先発とはまったく異なるものになる。わずか3週間前まで所属していた古巣を相手に、どのような投球を見せるだろうか。