アスレチックス、テイラー・スミス氏を編成本部長に起用

October 20th, 2026

アスレチックスは、フロントを率いる新たなリーダーを決めた。

球団は19日(日本時間20日)、テイラー・スミス編成本部長(31)の就任を発表した。スミス氏は直近2シーズン、レッドソックスで上級副社長兼GM補佐を務めた。2028年のラスベガス移転を控えるアスレチックスで編成戦略と編成部門の運営を統括する。

ジョン・フィッシャー・オーナー(65)は球団を通じてコメントした。

「テイラーを編成本部長として迎えられ、本当にうれしく思います。現在の球界で最も優れた頭脳を持つ一人です。新たな編成部門のリーダーを決めるため、徹底した選考を行いました。その中でもテイラーは野球への深い理解、特に選手のパフォーマンス評価と育成の分野で際立っていました」

「ニック・カーツ(23)、ブレント・ルッカー(31)、シェイ・ランゲリアーズ(28)、ローレンス・バトラー(26)、タイラー・ソダーストロム(24)、ジェイコブ・ウィルソン(24)、ヘンリー・ボルテ(23)ら、来季も中核を担う選手がそろっています。傘下マイナーにも多くの有望株がいます。テイラーのリーダーシップと組織内にすでにいる人材を合わせれば、継続的に優勝争いができるチームを築くための土台は整っていると考えています」

スミス氏はレッドソックス入りする前、レイズの研究開発部門で7シーズン勤務した。2024年にレッドソックスへ移り、野球研究開発部門を統括。データ分析、科学、システム、テクノロジーなどを担当し、選手獲得、育成、編成部門との連携も主導した。

ジョージア州ウッドストック出身。ジョージア大学では統計学の学士号と修士号、数学の学士号を取得した。

スミス氏は以下のようにコメントを寄せた。

「アスレチックスはチーム作りに対する野球界の考え方を変えました。マネーボール時代の先駆的な取り組みが、私自身の野球界でのキャリアにつながる扉を開いてくれました。その伝統を受け継げることを光栄に思います。次代の素晴らしいアスレチックスを築き、継続的な成功へ向けた基盤をさらに強固にしながら、ラスベガスの新たな本拠地への準備を進めていきます」

アスレチックスの上級顧問を務めるビリー・ビーン(64)も歓迎した。

「テイラーを新たな編成本部長としてアスレチックスに迎えられ、うれしく思います。彼は聡明で創造力に富んだ野球人であり、最先端の強い組織を築くために必要なリーダーシップも備えています。ファンが今後何年にもわたり誇りに思える球団をつくってくれるでしょう。アスレチックスの将来が本当に楽しみです」

アスレチックスは8月7日(同8日)、デービッド・フォースト前GM(50)と双方合意で退任した。GM在任11年に終止符を打ち、当時GM補佐だったダン・ファインスタイン氏をGM代行に指名した。

現時点では、スミス氏の下で新たにGMを採用するかは明らかになっていない。ファインスタイン氏に加え、今回の編成本部長候補として面接を受けたビリー・オーウェンズGM補佐(55)、ロブ・ナバーハウスGM補佐が現在の役職で残るか、別の役職へ移るかも未定となっている。

アスレチックスは2026年を64勝98敗で終え、前年から12勝減。5年連続の負け越しとなった。

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