ドジャースの外野手のテオスカー・ヘルナンデスの復帰が近づいている。左太ももの張りで負傷者リスト(IL)入りしていたヘルナンデスは、24日から傘下3Aオクラホマシティでリハビリ出場を開始する予定。今週中に4~5試合を消化し、順調なら29日からのアスレチックス戦でメジャー復帰する見込みだ。
負当初は重傷の可能性も懸念されたが、検査の結果は軽度のグレード1の損傷で、ここまでのリハビリも順調に進んでいる。
ただ球団は復帰を急がず、万全の状態での戦列復帰を予定している。ヘルナンデスは昨季も左鼠径部痛で約2週間離脱。当時はマイナーで1試合プレーしてすぐに復帰したが、シーズン中も違和感を抱えたままプレーしたため、その反省も踏まえ、今回は慎重な調整を継続する。主軸打者の復帰は、負傷者が相次ぐドジャース打線にとって大きな追い風となりそうだ。
ヘルナンデスは負傷直後、「焦るつもりはない。数週間多く休んでも、100%の状態で戻りたい。その方がシーズンを通してチームに貢献できる」と話していた。
ヘルナンデスは負傷前18試合で打率.367、OPS1.018と絶好調。今季も51試合でOPS.784を記録しており、打線に欠かせない存在だった。しかし左翼にはアレックス・コールやライアン・ウォードが入り奮闘。特に有望株のウォードは昇格後14試合で9安打のうち7本が長打と持ち前の長打力を発揮した。先週復帰したトミー・エドマンも左翼の一角を担い、戦力を支えている。
とはいえ、ヘルナンデスが戻れば打線の破壊力はさらに増す。ケガ人が相次いだ野手陣も徐々に本来の顔ぶれを取り戻しつつあり、連覇を狙うドジャースにとっては大きな追い風となりそうだ。
さらに負傷者組にも復帰への動きが出てきた。
ウィル・スミス(首の炎症):ミネソタ、サンディエゴ、ウェストサクラメントを回る次回の遠征には帯同しない見込み。ただ離脱期間が長くなっていることから、復帰前には短期間のリハビリ出場を行う可能性が高いという。
ブロック・スチュワート(左足の骨棘):23日(日本時間24日)のツインズ戦で戦列復帰する見通し。昨季途中にツインズからドジャースへ移籍しており、古巣相手の復帰登板となりそうだ。
エドウィン・ディアス(右肘の遊離体除去):先週からブルペン投球を開始。今後は投球数や強度を上げながら実戦打撃へ進む予定で、球団は当初の計画通りオールスター戦後の復帰を見込んでいる。
ブレイク・スネル(左肘の遊離体除去):手術から約1カ月経過したが、マウンドから立った捕手に向けて投球を行った。近く本格的なブルペン投球に入る可能性。
ブレイク・トライネン(右肘の炎症):精密検査で構造的な損傷は確認されず、長期離脱は回避できる見込み。当面は治療と休養を続けながら復帰を目指す。
