【ロイヤルズ1-3ロッキーズ】デンバー/クアーズフィールド 7月31日(日本時間8月1日)
菅野智之が七回途中でマウンドを降りると、クアーズフィールドの観客は一斉に立ち上がり、大きな拍手を送った。
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ファンは分かっていたのかもしれない。これが菅野を見送る最後の瞬間になる可能性があることを。
ロイヤルズ戦で見せたのは、今季屈指の投球だった。6回2/3を投げる今季最長タイの力投。持ち味の制球力で攻め、83球中52球がストライク。多彩な球種を操り、9個のゴロアウトを奪った。
許した失点は、6回先頭のカーター・ジェンセンに浴びたソロ本塁打による1点のみ。菅野は7試合連続の勝利投手となり、チームの勝利に貢献した。
標高が高く、打球が飛びやすいことで多くの投手を苦しめてきたクアーズフィールドでも、菅野は安定した投球を続け、本拠地では防御率3.81を記録。今季21本の被本塁打のうち18本は走者なしの場面だった。
トレード期限が迫り、菅野は移籍候補の一人として注目されている。
若手中心のチーム作りを進めるロッキーズは、ベテラン選手を放出し、将来の戦力となる選手を獲得する方針。1年510万ドル(約8億1600万円)の契約で加入した菅野も、その対象になる可能性がある。
そんな中で、菅野は健康面に不安がないことを証明した。
背中のけいれんで3週間離脱したものの、復帰後3試合では防御率2.95。トレード市場で評価をさらに高めている。
