【タイガース5-1ダイヤモンドバックス】デトロイト/コメリカパーク、7月28日(日本時間7月29日)
トロイ・メルトンがメジャー2度目の先発登板で7回無失点5三振の快投で、メジャー初勝利を挙げた。打線もアンディ・イバニェスとディロン・ディングラーの本塁打などで、ダイヤモンドバックスとのカード初戦を制し、オールスター明け初の連勝となった。
メルトンは、7月23日のパイレーツとのメジャーデビュー戦で、序盤に満塁弾を浴びつつも、7三振で才能の片鱗を見せていた。その登板を糧に、本拠地での初登板で進化を見せた。
三者凡退は2イニングのみとなったが、複数安打を一度も許さず、計5安打に封じる好投。初回にコービン・キャロルが安打で出塁し、ケテル・マルテのゴロで二塁へ進んだ場面を除けば、一度も得点圏にランナーを進めなかった。
MLBパイプラインで球団6位有望株のメルトンは、最速98マイル(約158キロ)の力強い直球にスライダーを組み合わせ、ダイヤモンドバックス打線に的を絞らせなかった。初回には走者二塁の場面で、エウヘニオ・スアレスをスライダーで空振り三振に仕留めるなど、計3イニングを三振で締めた。
最も進化が見られたのは無四球だった点だ。デビュー戦では2つの四球で満塁弾のきっかけを作ったが、この日は対戦した24打者のうち3ボールまでいったのはわずか2人で、そのどちらもしっかりと打ち取っている。
七回を終えてマウンドを降りる際には、観客からスタンディングオベーションを浴び、ベンチではA.J.ヒンチ監督から抱擁を受けた。
リース・オルソンの60日間負傷者リスト入りが発表された中で、タイガースはその穴を埋めるためにツインズから右腕クリス・パダックを獲得した。安定感のある投球に定評があるパダック以上に、メルトンはオルソンと同様、積極的に三振を奪えることが強みだ。先発投手の補強を狙い、トレード市場を探る可能性はまだ残されているが、先発としてもあるいは救援に回るとしても、この若手右腕の重要性はますます高まっている。
打線は序盤から元タイガースのエース、エドゥアルド・ロドリゲスを攻め、初回にスペンサー・トーケルソンの適時打で先制。パーカー・メドーズの負傷に伴い3Aから昇格したばかりのイバニェスは、二回に二塁打で出塁して得点を記録すると、四回には元チームメイトのロドリゲスから3号ソロを放った。
同じ四回には、ディングラーがヒットで出塁し、マット・ビアーリングの二塁打で生還。さらに六回にはスライダーを捉えて9号ソロを放ち、計3安打の活躍を見せた。
