【ニカラグア0-4ベネズエラ】マイアミ/ローンデポパーク、3月9日(日本時間10日)
試合開始前の時点で準々決勝進出が決まったため、ベネズエラの選手たちが11日(同12日)に行われるドミニカ共和国との直接対決を意識し始めるのは当然のことだったのかもしれない。
しかし、ロナルド・アクーニャJr.はそうではなかった。ワールドベースボールクラシックで無敗を維持したままドミニカ共和国との大一番に臨むために、目の前のニカラグア戦に集中していたのだ。
2026年ワールドベースボールクラシック
アクーニャJr.は4-0で完封勝利を収めたニカラグア戦で躍動。スピードとパワーを発揮し、最初の3得点に絡む活躍でチームの3連勝に大きく貢献した。3打数3安打2打点、1本塁打、2得点、1盗塁という素晴らしいパフォーマンスだった。
ベネズエラはアクーニャJr.以外の打者がわずか2安打に終わり、4~9番に至っては合計21打数ノーヒットだった。しかし、7人の投手が見事な完封リレー。大会通算6度目の完封勝利となり、これはプエルトリコと並ぶ最多記録である。
次戦は大注目の試合となる。11日(同12日)に同じく3連勝のドミニカ共和国と対戦。この試合の勝者が準々決勝で韓国、敗者は日本と対戦することになる。
一方、ダスティ・ベイカー監督が率いるニカラグアは0勝4敗で大会を終え、2大会連続で全敗に終わった。初勝利は次回大会まで持ち越しとなった。
初回、アクーニャJr.は四球を選んで出塁し、二塁への盗塁に捕手の悪送球も絡んで無死三塁のチャンスに。左手の打撲で最初の2試合を欠場したジャクソン・チューリオが大会初打席でセンターへの犠飛を放ち、アクーニャJr.が先制のホームを踏んだ。
三回、アクーニャJr.が大会初アーチを放ち、ベネズエラはリードを2点に広げた。右中間への飛距離402フィート(約123メートル)の一発だった。アクーニャJr.は五回にもタイムリーを放ち、ベネズエラは3点目。この時点でベネズエラ打線が放ったヒットはアクーニャJr.の2本だけだった。
ニカラグアはベネズエラ(5安打)を上回る7安打を放ったものの、これまでの試合と同様に、得点圏であと一本が出なかった。
ベネズエラは六回にウィルヤー・アブレイユの犠飛で4点目を奪い、アンドレス・マチャドが7人の投手による完封リレーを締めくくった。
