【プールB】トリプルエスプレッソ!パスクアンティーノが大会史上初の1試合3HR

2:01 AM UTC

ビニー・パスクアンティーノにとって、まさに特別な夜となった。

イタリア代表の主将は、11日(日本時間12日)に行われたプールB最終戦のメキシコ戦で3本塁打をマーク。2006年に大会が始まって以来、ワールドベースボールクラシック(WBC)史上初の1試合3本塁打を記録した選手となった。

「今はカフェイン全開だよ。完全に“豆パワー”が入ってるね」とパスクアンティーノは試合後のインタビューで笑った。

パスクアンティーノは二回、メキシコの右翼手ジャレン・デュランのグラブのわずか上を越えて右翼席へ飛び込むソロを放ち、先制点を挙げた。これが今大会での初安打でもあった。

「この大会で自分がここまでどんな打撃をしてきたかは、みんな分かっていたと思うし、自分でも分かっていた。どんな形でもいいからヒットを打って、出塁して、チームの助けになろうとしただけだ」

六回にはこの日2本目となるソロを放ち、イタリアは6-0とさらにリードを広げた。そして八回、左腕ロバート・ガルシアからこの日3本目の本塁打を放ち、歴史的な夜を締めくくった。

「1試合で3本塁打を打ったことは今までなかったから、ちょっとクールだったね」

本塁打が続いたことで、大量にカフェインを摂取することにもなった。ホームランを打った選手にエスプレッソを振る舞うというセレブレーションを自ら考案し、これまではチームメートに提供していたが、この日は自分自身が3杯のエスプレッソを飲むことになった。

「今回は祝ってもらう方として参加できてよかったよ。頬にキスしてもらうのも悪くないね。いい気分だった」

カフェインとアドレナリンのコンボで寝付きが心配になるが、当の本人は問題ないと笑った。

「睡眠はたぶん大丈夫だと思うよ。自分はコーヒー好きだからね」