ドジャースの2027年開幕メンバーはどうなる? 早くも来季の陣容を予想

October 31st, 2026

新たなワールドシリーズ王者が誕生した。ドジャースは望んでいたよりもはるかに早く今季を終えたが、これでMLB全30球団がオフシーズンを迎えた。

タリック・スクーバル投手(29)を筆頭に9選手がFAでチームを離れる。なかでもスクーバルの去就は大きな注目を集める。それでもドジャースは、2027年も優勝争いを続けられる戦力を備えている。ただ、その先も長く競争力を維持するには、ベテラン中心の主力陣を補う若手を積極的に起用する時期かもしれない。

ドジャースはこれまでもFA選手の獲得やトレードを積極的に進めてきた。一方、球団内の選手を起用することで戦力を強化できる部分もある。ここでは現時点で球団に所属する選手に限り、2027年開幕時の出場選手登録を早くも予想してみたい。

開幕戦への出場が健康面で不透明とされるドジャースの選手は、現段階では控え捕手のダルトン・ラッシング捕手(25)だけだ。ラッシングは10月21日に右肘の内側側副靱帯を修復する手術を受けた。インターナルブレース(人工靱帯)を併用するハイブリッド式の手術だった。打者としての復帰が捕手としての復帰に先行する見込みだ。捕手として復帰するまでには9カ月を要するとみられる。

捕手(2人):ウィル・スミス捕手(31)、ハンター・フェドゥーシア捕手(29)

球団はこの2人に加え、捕手の選手層をさらに厚くすることも検討できる。ラッシングがリハビリを続ける間、3番手の捕手はメジャー通算13試合出場のエリエセル・アルフォンソ捕手(27)となる。

一塁手(1人):フレディ・フリーマン一塁手(37)

フリーマンはドジャースと結んだ6年総額1億6200万ドル(約255億2800万円)の契約最終年を迎える。以前から、ドジャースでさらに2年間プレーしてから引退したいと希望を明かしている。

二塁手(1人):トミー・エドマン内野手(31)

二塁は、ドジャースが最優先で補強を検討するポジションかもしれない。今季、二塁を守った選手全体のOPSは.676で、各守備位置の中で最も低かった。

遊撃手(1人):ムーキー・ベッツ内野手(34)

今季も打撃では好不調の波があったベッツだが、9月はOPS1.112を記録し、レギュラーシーズンを好調のまま終えた。一方、守備は安定していた。スタットキャストによるOAA(平均的な野手より何個多くアウトを獲得したかを推定する守備指標)はプラス9で、上位6%に入った。

三塁手(1人):マックス・マンシー内野手(36)

マンシーは2021年以来初めて140試合を超える出場。wRC+(球場などの条件を補正した得点創出力を示す指標。100がリーグ平均)は129で、ドジャースでは大谷翔平選手(32)の139に次ぐ2位だった。2027年は現行契約で年俸が保証される最終年に当たり、2028年には球団側が契約延長を選べる条項がある。

左翼手(1人):ホスエ・デパウラ外野手(21)

中堅手(1人):アンディ・パヘス外野手(25)

右翼手(1人):カイル・タッカー外野手(29)

外野はドジャースが陣容を変える余地を残すポジションだ。ただし2026年に先発を務めたテオスカー・ヘルナンデス外野手(34)、パヘス、タッカーの3選手は、いずれも2027年まで契約がある。

球団有望株ランキング1位で、MLBパイプラインの全体ランキングでは4位に入るデパウラは、9月の11試合でメジャーの打者としての資質を示した。ただし守備力には依然として大きな疑問が残る。

控え・複数ポジション担当(3人):アレックス・フリーランド内野手(25)、ザック・エアハード外野手(23)、テオスカー・ヘルナンデスまたはアレックス・コール外野手(32)

フリーランドは、ミゲル・ロハス内野手(37)の引退で空いた内野の控えとして起用できる。球団有望株ランキング15位のエアハードは、今季を通じて3Aオクラホマシティでプレーした。右打者を控えに加える選択肢となるだろう。残る1枠をヘルナンデスとコールが争う可能性があるが、両選手とも起用方法は不透明だ。若手中心の外野陣で問題ないと球団が判断すれば、2人ともチームを離れる可能性もある。

二刀流選手(1人):大谷翔平

この部門に該当する選手は大谷だけだ。2026年は負傷の影響が大きかったため、球団が来季、投打二刀流の負担をどう管理するかが最大の焦点となる。

先発ローテーション(5人):山本由伸投手(28)、ブレイク・スネル投手(33)、タイラー・グラスナウ投手(33)、佐々木朗希投手(24)、エメット・シーアン投手(26)またはジャスティン・ロブレスキー投手(26)またはギャビン・ストーン投手(28)

最初の4人は健康であれば、先発入りが確実視される。5番手はシーハン、ロブレスキー、ストーンによる競争となる可能性があり、先発枠に入れなかった投手も、戦力の厚みを維持するため、3Aで先発投手として調整を続けられる。大谷も2027年は登板する見込み。ただし、開幕から先発ローテーションに入るかどうかは不透明だ。

救援投手(8人):エドウィン・ディアス投手(32)、タナー・スコット投手(32)、エドガルド・エンリケス投手(24)、ブロック・スチュワート投手(35)、ジャック・ドライヤー投手(27)、ウィル・クライン投手(26)、ベン・カスパリウス投手(27)、ジャクソン・フェリス投手(22)

球団有望株ランキング17位のフェリスは、今オフのルール5ドラフトで他球団から指名されることを防ぐため、40人枠に登録する必要がある。これにより、早期のメジャー昇格につながる可能性もある。ただし、プロで救援登板した経験はまだ少ない。

ディアス、スコット、エンリケスという重要な場面を任せられる投手が残る一方、エバン・フィリップス投手(32)とアレックス・ベシア投手(30)がFAで退団するため、救援投手陣の戦力は手薄になった印象を受ける。

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