5年ぶりのプレーオフへ!大量得点で進出を決める

September 24th, 2026

【ホワイトソックス9-1ロイヤルズ】カンザスシティー/カウフマンスタジアム、9月24日(日本時間9月25日)

この日、ホワイトソックスの勝利を決めたプレーはセカンドへのゴロだった。サム・アントナッチが、一塁カバーに入った投手トレバー・リチャーズへ送球。間一髪のタイミングで試合を締めくくった。

これはただのアウトではない。ホワイトソックスの5年ぶりのプレーオフ進出を決定する、シンプルだが大きな意味を持つアウトだった。

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グラウンドの上での淡々としたリアクションからは一転、その喜びはクラブハウスで爆発した。

「ここ数年、われわれがどんなシーズンを過ごしてきたかは知っていると思う。それでも、ずっとこの瞬間を思い描いていた。心の底では、みんなが自分を信じ、仲間を信じていた。それがこうして実現するなんて、最高だ」と遊撃手のコルソン・モンゴメリーは話した。

2人が報道陣に話す背後では、盛大な祝宴が繰り広げられていた。選手たちは飛び跳ね、さまざまな酒を互いにかけ合い、ビジターのクラブハウスのスピーカーから流れる曲に合わせて歌っていた。

そこにあったのは兄弟のような絆とポストシーズンへの最初の一歩をつかむために重ねてきた努力を、互いにたたえる姿だった。そして何よりも、一人ひとりが心から楽しんでいた。

「以前にも言ったが、このチームは一緒に野球をする友達グループのようだ」と、ジン・ウォンGM補佐は騒ぎの少し脇に立ち、MLB.comに話した。「それほど結束が固く、みんな仲が良い。互いのためにプレーしている。ユニホームの背中にある名前ではなく、胸にある名前のために戦っている」

「感情を揺さぶられる敗戦も、厳しい敗戦もあった。私の立場から見ても、どうなるのだろうと思うことはある。でも、私がどう思うかは大した問題ではない。選手たちが信じているからだ。本当に信じている」とクリス・ゲッツGMは話した。

試合前には、プレーオフ進出のための少し複雑な条件も話題に上がっていたが、結果はシンプルだった。ホワイトソックスは勝利をあげて自力での進出を決定。チームは相手先発のランディ・ドブナックから一回と二回に3点を奪い、早々に試合の流れを決めた。

デービッド・サンドリンはマウンドで力強い投球を見せた。6回を投げ、失点はサルバドール・ペレスの20号ソロによるものだけ。85球で7三振を奪い、四球はゼロ。ポストシーズンのロースター入りへ、さらなるアピールに成功した。

「本当に大きな意味があった。特に、自分をドラフトで指名してくれたチームを相手に、勝てばプレーオフ進出が決まる状況だったからね」と、2022年MLBドラフトの11巡目でロイヤルズに指名されたサンドリンは話した。

「一年間必死に努力してきた仲間とチームのために、マウンドへ出て結果を残す。それしか考えていなかった」

その後、3人の救援投手がつなぎ、プレーオフ進出という使命は達成された。選手たちはやがてグラウンドへ出て、何枚もの集合写真を撮った。ゲッツもそこで報道陣の取材に応じた。その語り口は、誇らしげな父親、あるいは社員たちが素晴らしい一年を送る姿を見届けたCEOのようだった。

今季、この胸躍る若いチームを見てきた人なら、ウィル・ベナブル監督率いる選手たちが、この結果にふさわしいチームであることを知っているだろう。まだ多くのものが懸かっているとはいえ、努力が実を結んだ瞬間を楽しむ時間はあった。

次の目標はア・リーグ中地区優勝だ。ガーディアンズも同日の試合に勝利したため、ゲーム差は1。しかし、今季の直接対決で7勝6敗と勝ち越しているシカゴが、タイブレーカーを握っている。

レギュラーシーズンを締めくくる今週末の3連戦では、ロッキーズをレートフィールドに迎える。相手は今季102敗を喫し、先発予定の3投手はいずれも防御率5.30超。その中には、元ホワイトソックスのホセ・キンタナも含まれている。

「まだ重要な試合が残っているが、今はこの素晴らしい成果を祝い、喜ぶ時間だ。選手たちは、この意味を分かっている。こうなると期待していたからこその喜びでもある。楽しい空の旅を過ごし、明日にはまた仕事に戻る」と指揮官は話した。

「休養日があることを考えれば、先発陣もブルペンも十分に戦える。打線も得点を奪えることを示してきた。進出してしまえば、あとはどのチームが勢いに乗っているかだ。予想外のチームが深く勝ち進むこともある。われわれには、それができる戦力がある」と外野手ランダル・グリチャックは話した。